情報発信ビジネスとは?コンテンツマーケティングやDRMとの関係性

情報発信ビジネス とは

インターネットビジネスではトレンドアフィリエイトなどの初心者向けのノウハウである程度の結果を出せるようになったら、その後、より大きな金額を稼ぐために情報発信ビジネスに取り組むのが通例です。

しかしながら、この情報発信ビジネスという言葉、非常に定義が曖昧で、言葉の使い方も人によって千差万別。

DRMと呼ばれることもあれば、最近流行りのコンテンツマーケティングと混同されることもあります。

今回はそんな情報発信ビジネスに関して、その言葉の指す意味や、DRMとコンテンツマーケティングとの関係性について解説してみました。

 

情報発信ビジネスについて動画で解説

 

情報発信ビジネスとは?

「情報発信ビジネス」とはインターネットビジネスを実践している人たちが作り上げた言葉で、広辞苑はおろか、インターネット上にもその定義についてちゃんと解説しているサイトはほとんどありません。(少なくとも僕が調べた限りではほとんどありませんでした)

人によって、「インターネットで何か情報発信をすること全てが情報発信ビジネスだ」とか「DRMをインターネットで使うことが情報発信ビジネスだ」などけっこういろいろな使い方がされている印象を受けます。

僕が思う情報発信ビジネスの定義は

見込み客や顧客にとって価値のある情報をインターネット上で発信し、それらに興味のある人を集めて関連のある商品を紹介or販売するビジネスのこと

です。

情報発信ビジネス

例えば、あなたが以前まではTOIECで400点しか取れなかったけれど、なんと3ヶ月間で800点までスコアを上げたとしましょう。

日本では昇進の条件などにTOEICの点数を課している会社も多いので、世の中にはたった3ヶ月間でスコアを倍にすることができたあなたのその勉強方法やTOEICの攻略法について知りたい方がいっぱいいるはずですね。

そしてインターネットでTOEICの攻略に関するWEBサイトを立ち上げ、そこでそのサイトに訪れて自分のファンになってくれた方向けにあなたが実際にTOEICの勉強に使っていた教材をアフィリエイトしたり、あなたが書いたオリジナルの教材を販売していくことで利益を出します。

 

要するに情報発信ビジネスとは、あなたが主体となってインターネット上で誰かの悩みを解決できるような有益な情報を発信し、それに共感して集まってくれたあなたのファンに対して商品を販売していくビジネスのことです。

この「ファンに対して」という部分が特に押さえておきたいポイントです。

情報発信ビジネスは言ってみれば芸能人のようなキャラクタービジネスに近く、「より濃いファン」を増やしていくことにより、何か商品をリリースor紹介した際に「あなたから買いたい」と思ってもらうようにすることが極めて重要です。

情報発信ビジネスで行っていく全ての活動は、この「より濃いファン」を作るためにあると言っても過言でもありません。

発信する場は自分のWEBサイトでもいいですし、TwitterやFacebookなどのSNSでも構いません。

とにかくそこで多くの人々に共感をしてもらい、自分と相手との信頼関係を築いた上で販売を行っていきます。

 

情報発信ビジネスに必要な要素

情報発信ビジネスで必要になるのは主に以下の要素です。

情報発信ビジネスでは明確なテーマとコンセプトを設定します。

テーマは主に何について扱うのか(what)を表し、コンセプトはそれをどの切り口で扱うのか(how)を表します。

また、コンセプトさらに

の3つに分けることができます。

例えば「ダイエット」をテーマにするのなら、コンセプトは「元スポーツジムのインストラクターの私が、肥満で悩む40代の主婦へ向けて、1日30分の運動で必ず痩せる方法」とかですね。

 

DRMとコンテンツマーケティング

情報発信ビジネスとよく混同されるのがDRMコンテンツマーケティング。

まずDRMから解説をすると、DRMとはダイレクト・レスポンス・マーケティング(Direct Respons marketing)の頭文字をとった言葉で、一言で言うと「情報の受け手に反応を促すマーケティング手法」のことです。
⇒ ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)とは?特徴を解説

DRMはインターネットと抜群に相性が良いマーケティング手法であり、インターネットビジネスで月収100万円、1000万円といった大きな金額を稼いでいる人はほぼ例外なく使っています。

情報発信ビジネスではこのDRMを使うのがもはや常識となっていて、そのために情報発信ビジネスとDRMは混同がされやすいのです。

 

そして次にコンテンツマーケティング。

コンテンツマーケティングはアメリカのコンテンツマーケティングインスティチュートという機関がその定義を定めています。

“Content marketing is a strategic marketing approach focused on creating and distributing valuable, relevant, and consistent content to attract and retain a clearly-defined audience — and, ultimately, to drive profitable customer action.”

和訳:
コンテンツマーケティングとは、適切で価値ある一貫したコンテンツを作り、それを伝達することにフォーカスした、戦略的なマーケティングの考え方である。見込客として明確に定義された読者を引き寄せ、関係性を維持し、最終的には利益に結びつく行動を促すことを目的とする。

この定義では特に媒体に関しては何も言及されていませんが、現在のところコンテンツマーケティングと言えば、ほぼブログや動画などを駆使して見込み客をWEBサイトに引き付け、資料請求や商品・サービスの申込みを行ってもらうインターネット上でのマーケティングを意味しています。

情報発信ビジネスではインターネット上で有益な情報を発信する、つまりコンテンツを作ることで見込み客を呼び寄せます。

これはまさにコンテンツマーケティングの手法を使っており、ここが情報発信ビジネスとコンテンツマーケティングが混同されやすい原因です。

 

しかしながらその言葉尻を見れば分かる通り、情報発信ビジネスは「ビジネス」、コンテンツマーケティングは「マーケティング」ですね。

またDRMも「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」の略です。

つまり、情報発信ビジネスとは、主にコンテンツマーケティングやDRMといったマーケティング手法を駆使して、見込み客を集客・教育し、そして最後に商品を販売して利益をだすビジネスだということができます。

 

まとめ

ということで今回は情報発信ビジネスについて解説をしてみました。

情報発信ビジネスは初心者にはやや難しく、芽が出るまでは1〜2年程度本格的に取り組まなければならないビジネスですが、ダイレクトレスポンスマーケティングを基軸とした手法で月収100万円や1000万円といった通常ではあり得ない金額を稼ぐことも充分可能です。

トレンドアフィリエイトなどである程度の実績を出すことができたのでれば、次はぜひその実績を使ってこの情報発信ビジネスに取り組むことをオススメします。

2016年09月15日 | Posted in Internet Business

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