20代の独立起業|失敗を避け成功率を上げたいならネット副業から!

20代 起業 独立

孫正義、松下幸之助、堀江貴文、藤田晋、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、スティーブ・ジョブズ。

実は今世界を動かしている企業には20代で起業した人が立ち上げた会社が数多く存在します。

こうした事実に対して、起業家が少ないと言われる日本でも「自分もやってみようかな」と密かに計画しているお若い方もいらっしゃることでしょう。

しかし、独立となればそれだけリスクもあるし、成功しなかったらどうしようと心配になってなかなか一歩を踏み出せない人も多いはず。

そこで今回は24歳で会社員を辞めて独立起業の道へ進んだ僕が、20代での独立起業の成功率を上げるためにはどうすればいいのかについて自分の経験を元に紹介をしてみました。

若くして独立起業を目指そうというフロンティアスピリッツ溢れるあなたの参考になれば幸いです。

 

20代(29歳以下)起業家の割合

まずは20代の起業家の実態について、どれくらいいるのかを軽く見てみましょう。

2014年のデータによれば、起業家及び、起業希望者の割合を各年齢層ごとに分けると以下のようになるそうです。

20代 起業

出典:日本政策金融公庫「中小企業白書」(2014年)

グラフによれば2012年の時点では起業家の割合は

  • 29歳以下:11.9%
  • 30~39歳:23.9%
  • 40~49歳:17.4%
  • 50~59歳:14.3%
  • 60歳以上:32.4%

と29歳以下が最も少なく、60歳以上は最も多い結果となっています。

 

さらにここから29歳以下だけを切り取って、29歳以下の起業家の割合の推移を見ると…

20代起業家

出典:日本政策金融公庫「20歳代開業者の実態と課題」(2016年)

こちらのデータによれば起業家の中で29歳以下が占める割合は、1998年の15.2%から徐々に減少傾向にあり、直近の2015年は7.4%にまで落ち込んだことが分かります。

この数字だけを見るとかなり少ないように思えますが、日本はかなりのスピードで少子高齢化が進んでいるので、そもそも若者の数が減っているということがこの主な要因と考えられるでしょう。

29歳以下の人口の推移が分かるグラフが見つからなかったので詳しくは分かりませんが、今も昔も29歳以下の人口あたり起業する人の割合はそれほど変わっていないのではないかと僕は予想しています。

 

20代で独立・起業をする時のメリットとデメリット

独立起業をするにあたっては別に年齢制限などあるはずもなく、やろうと思えばいつでもできます。

しかし、やはり20代で起業をするのと60代になってから起業するのでは心身の状態や環境などかなり違ってくることは容易に想像できますね。

まずは20代で起業をすることのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

 

メリット:心身が健康

若いことのメリットと言えば、まだまだ体が健康的で気力に満ち溢れていること。

集中力や物事を覚えるスピードだって20代の頃のほうが段違いに早いはずです。

それに、20代であれば多少睡眠時間を削って仕事に没頭したとしても、若いのでそれほど体に支障をきたすこともないでしょう。

「体が資本」とはよく言ったもので、起業家に限らず僕たちが持っている中で最も価値が高い資産は自分自身です。

 

デメリット:経験が少ない

しかし一方でデメリットと言えば、まだ20代なので仕事での成功・失敗の経験が少ないこと。

会社員であれば何か失敗をしたとしても組織がクッションになってくれますが、独立起業をすれば後ろ盾は何もなくなるのでその後起きるトラブルに対しては自分が全責任を持って対処していかなければなりません。

また、そもそも20代のうちではまだまだスキルが充分でないことが多いので、人に売り込める商品やサービスを持っていないことがほとんどでしょう。

 

独立起業で失敗を避け成功率を上げるならビジネスモデルを考えるべき

20代起業のメリットは心身が若いこと。

一方でデメリットは経験が浅いこと。

こうした中で確実に起業をして成功をするためには一体どうすれば良いのか?

論を言えば、それは成功をするビジネスモデルで起業をすることです。

起業家として有名なホリエモンこと堀江貴文氏は「起業してほぼ確実に成功する方法」として次の4つ原則を挙げています。

  1. 資本ゼロあるいは小資本で始められる商売
  2. 在庫を持たない商売
  3. 定期的に一定額の収入が入ってくる商売
  4. 利益率の高い商売

 

例えばあなたがラーメン屋を開業するとしましょう。

ラーメン屋を開業するとなればまずは店舗を構えなければなりませんので、土地を買ったり、お店を修繕したりで一番最初の時点で何百万というお金がかかります。

 

さらにラーメン屋なのですから、ラーメンを作るために麺、スープ、具材といったもの仕入れなければなりません。

これらはナマ物で、いくら冷凍をしておくといってもやはり保存期限には限界があるため、ラーメンが思ったよりも売れなかった場合は不良在庫として処分しなければならないリスクがあります。

 

そして、ラーメン屋は季節や日による売上の変化も激しいはずです。

冬は暖かいものが食べたくなるので客足も増えるでしょうが、逆に雨の日は客足がかなり減るでしょう。

隣に有名なラーメンのチェーンなどが出店してきたら客を奪われるといったリスクもあります。

 

加えて、ラーメンを売って売上が出ても、その売上の中から材料費、家賃、水道光熱費、人件費といった経費を支払わなければならないので、売上に対して残る利益は微々たるものです。

こう考えてみるとラーメン屋は堀江貴文氏の「起業してほぼ確実に成功する方法」の全てを満たしておらず、起業をして成功するにはかなりハードルが高いビジネスであるということが分かるのではないでしょうか。

 

20代で独立起業をするのならネットでの起業がオススメ

ではそんな中でこの4原則を全て満たすビジネスモデルは何か。

それはネットでの起業です。

例えば、もしもあなたが今人事の仕事についてインターネットで「転職」に関するサイトを運営しているとしましょう。

  • 失敗しない転職の方法
  • 面接で自分の印象をうまく見せる技術
  • 年収アップのための転職のポイント
  • 転職エージェントの比較

などなど多くの記事が検索エンジンに上位表示されていて、毎日何万アクセスとくる人気のサイトにすることができた場合、実はそれだけでかなりの価値があります。

この場合

  • 転職エージェントのアフィリエイト広告を載せる
  • 関連書籍を売る
  • 転職イベントの紹介をしてイベント元から紹介料をもらう
  • 有料でSkypeを通じて転職の相談に乗る
  • 自分の人事としての経験を元に書いた電子書籍を販売する
  • サイト自体を転職エージェントに売ってしまう

などなどマネタイズの方法はたくさんありますね。

今回は「転職」を例にしましたが、これは「音楽」「コスメ」「グルメ」「スポーツ」「スピリチュアル」「恋愛」「語学」「ゲーム」「電子機器」「アニメ」などどんな分野でも一緒です。

ネットでの起業であればインターネット上に自分のサイトやブログを構築するだけなので、ラーメン屋のように実際に店舗を構えるのとは違って初期費用はほぼかかりません。

アフィリエイトであれば在庫も必要ないですし、検索エンジンに上位表示をされている限りは勝手に集客をしてくれるので定期的な収入も充分に見込めます。

利益率もそもそもの経費が月々のサーバー代金の1000円くらいなので90%を超えることも珍しくないです。

世の中の企業の99%は集客に困っていて、そんな中企業はインターネットでの集客にかける予算を多くする一方です。

スマートフォンの普及でインターネットがどんどん僕たちの生活に溶け込んできている現在、このトレンドが今後も続いていくことは間違いありませんので業界が急に廃れる心配もありません。

 

ネットでの起業に必要なのは企画力と文章力

ではこうしてインターネットを使って発信をし、たくさんの人を集客できるサイトにしていくのに必要な能力と言えば何でしょうか。

僕自身の考えを述べるとそれは「企画力」と「文章力」だと思います。

 

インターネットではどれだけエッジの効いた発信をしていくのかがとても重要です。

すでに他の人がやっていることをただ模倣しただけだったり、読んでいても全く面白くない内容だったらやはり人は集まってきません。

逆に多くの人が面白いと思うような切り口で情報発信をすることができればSNSなどを通じて瞬く間に拡散されていくので、一瞬にして爆発的なアクセスが集まる人気サイトにすることも可能です。

そのためには世の中の動きや需要と供給のバランスをしっかりと見極め、しっかりとコンセプトを決めた発信をしていくことが重要になってきます。

 

そしてさらに欠かせないのが文章力。

ネットはほとんどが文字で構成されているため、商品を売るための宣伝文句も、実際に人を動かして購入に駆り立てるのも文章が肝になってきます。

「自分には文才がないからダメだ」と思う人もいるかもしれませんが、そもそも「文才」と「人を惹きつける文章」「誰にでも分かりやすい文章」「モノを買ってもらうための文章」は別ものです。

小説や物語を書くとなれば、情緒溢れる情景描写や流れるように美しい文章を書く必要もあるでしょうが、果たして何かモノを売るとなったときにもそれが必要になってくるでしょうか。

芥川賞を取るための文章とバカ売れするセールスレターを書くための文章はかなり違うはずです。

確かに「文才」があるに越したことはありませんが、それよりも重要なのは「誰にでも分かりやすく伝わる文章を書く力」のことで、レポートや論文に良い書き方があるようにこうした文章は充分後天的に学ぶことが可能です。

 

不安ならまずは副業から

それでも失敗するのが不安なのであれば、まずは本業と掛け持ちで副業で始めて、会社の給料分を稼げるくらい軌道に乗ったら独立して起業をすれば良いのでしょう。

ネットビジネスは小資本で始められて運転資金もほぼ必要ありませんが、始めからそれ一本でやろうとすると精神的に不安になったり、万が一うまくいかなった時にこれまでかけた時間が無駄になる時間的なリスクがあります。

そこでまずは本業の傍らや学生として学業に勤しんでいる途中で始めてみて、しっかりと稼ぐことができるという余裕やある程度の知識・スキルを身につけてから独立起業をするのが一番リスクが少ない方法です。

 

まとめ:これからの時代はネットで情報発信できる者が勝つ

これからの時代インターネットを使って情報発信をするということはもはや起業をする・しないに関わらずマストになってきます。

なぜなら人々は商品やサービスを購入するのにますますインターネットの情報を参考にして決めるようになるからです。

ネットでの情報発信に必要なのは「企画力」と「文章力」だと言いましたが、これならばそれほど特別な能力や資格が必要なわけではありませんし、学歴や職歴もあまり関係ありませんね。

もしもあなたが20代のまだ経験が浅いうちに独立起業を考えているのであれば、このようにリスクが限りなく少なく、特別なスキルもいらなくて誰でもできるネット起業がオススメです。

「もうすでにやりたい事業があってネットでの起業なんか興味がない」という人もいるでしょうが、起業に必要なのはやはりなんといっても資金。

まずはネットでの起業で必要な資金を稼ぎ、しっかりとした収益の柱を一つ立ててから、飲食店やら何やら自分の好きなビジネスに手を出していくのも僕は充分ありだと思います。

ネットで磨いた「企画力」や「文章力」などの「集客する力」はその新しい事業をする上でも必ず役に立つはずです。

僕のメールマガジンではそのようなネットを使った独立起業の方法について紹介をしていますので、もしもご興味があれば登録をしてみて下さいね。(無料で、登録者限定のプレゼントもあります)

2017年03月03日 | Posted in Startup

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