20代での独立起業の8つのメリットと5つのデメリット丨若者の起業

[Last Updated]2017/06/04

20代 起業 独立 メリット デメリット

今の若い方たちはリーマン・ショックや東日本大震災といった先の見えない世の中に対する不安からなのか、新卒で安定した大企業に入社してその企業で定年まで働いたり、公務員になって一生食べていきたいと考えている方が多いようです。

しかし一方で、モノが溢れ、生活が豊かになった結果、働くことに対する価値感もただ高い給与をもらうというよりは「生きがい」や「やりがい」を求める傾向にあり、理想のライフスタイルを求めて起業を志す人も増えているそう。

そこで今回は、24歳で会社を辞めて独立起業をした僕が「20代での独立起業の8つのメリットと5つのデメリット」ということで若いうちから起業をする上での利点と不利な点を挙げてみました。

僕は現在起業1年目でまだ25歳なのですが、そんな僕が独立をして改めて思ったことについてまとめてあります。

20代で独立をしようと思っているのならば、まずはそのメリットとデメリットをしっかりと押さえて、後悔のない選択をしましょう。

 

20代での独立起業の8つのメリット

心身が健康

若いうちから起業をすることの最大のメリットはやはりまだまだ体が健康で、気力に溢れていること。

独立をした場合、最初は事業にかかわるほとんどのことを自分自身でやらなければならないので、そうなるとどうしても体力勝負なところがあります。

若い頃であれば多少徹夜をして無理をしても翌日にはすぐに回復するでしょうが、歳をとってそんなことを続けているとさすがに体にガタがきて、中には深刻な病につながるケースもあります。

スタートアップはやはり手間がかかるもの。

一番最初の一番辛い時にどれだけ歯を食いしばってできるかが勝負です。

 

親が健在

20代であれば、まだ自分の親が働いていることが多いはずです。

親がすでに定年を迎えて、年金での生活になっているとなると親のためにお金を使わなければならないことが多いでしょう。

また、介護が必要な場合はそちらのほうに時間が割かれて、自分のビジネスをする時間が減ってしまうことも考えられます。

親の面倒見と起業をかけもちでやるのはかなり厳しいはずのですので、自分がまだ20代で親が健在な時に起業をして、親の介護が必要になる頃にはしっかりと収益を安定させるというのも十分ありですね。

 

結婚しておらず子供もいない

20代前半と後半でまた違うでしょうが、多くの場合はまだ結婚をしておらず、子供もいない、つまり養う家族がいないので気が楽なはずです。

守らなければいけない家族がいる状況でいきなり会社を辞めて独立となると、すでに自分一人の体ではないのでなかなか決断できない人がほとんどでしょう。

相手のご両親から理解を得られるとも限りません。

 

潰しが効きやすい

若いうちの起業であれば、たとえ失敗したとしても、その経験を活かして他の分野でやり直しができる確率が高いです。

40代、50代になって独立をし、やってみたらうまくいかなくて再就職したいとなっても年齢的にかなり厳しいと言わざるを得ません。

20代のうちであれば、ちょっとやってみて失敗してもまだ30代にいくかいかないかくらいだと思うので、就職先も見つかるでしょう。

特にベンチャーなどでは起業経験がある若い人材を欲しているところが多いはずです。

 

国や自治体のサポートが受けやすい

今、国や自治体が若者の起業のサポートを積極的に行っているのは連日ニュースなどで特集が組まれている通り。

日本政策金融公庫では、女性、30歳までの若者、55歳以上の方のうち「新たに事業を始める方」または、創業開始7年以内に該当する方が利用できる「女性・若者/シニア起業家支援資金」という融資制度を設置。

こちらの制度は運転資金は4,800万円まで、設備投資は7,200万円まで融資可能で、利率が1.00%~(設備投資なら0.5%~)というかなりお得な制度です。

⇒ 日本政策金融公庫のHP

 

また、福岡市は2012年に「スタートアップ都市宣言」を行い「スタートアップカフェ」という起業に関わるあらゆることについて無料で専門家に相談できるスペースを設置し、法人登記、税務、年金など創業に係る行政手続を簡素化。

金沢市では「起業チャレンジ若者支援事業」と称した開業前後にかかる運転資金や、家賃などの費用を助成する支援を行っています。

安倍首相は若者に起業の文化を広めることにかなり力を入れているので、こうした若者の起業支援制作は今後も新たに出てくることでしょう。

 

誰かに教えを請える

また、若いうちであれば起業家の先輩方は年上ばかりだと思うので、メンター(先生)を探しやすいはずです。

これが歳をとってくると「年下から教えられるのなんて嫌だ」とプライドが邪魔をしたり、そもそもその年齢でメンターになってくれる人を見つけるのが難しくなります。

可愛がってもらえやすいというのも若者の特権ですね。

 

業界の常識に縛られていない

同じ業界で長く働いていたりすると、どうしてもその業界の常識に縛られて革新的なことがしにくくなってきます。

これは業界単位ではなく会社という組織でも同じで、会社勤めが長くなると社会の常識が染み付いて型破りなことができなくなってきます。

いつの世も、それまでの常識をぶち壊し、ブームやトレンドを作っているのは若い人たちです。

そうした感性をまだ持っている20代のうちに起業をすることで、理論を飛び越えてこれまで誰も思いつかなかったようなアイデアが出てくることもあるでしょう。

 

人生の早いうちから仕事をリタイアできる可能性が高い

また、20代のうちから起業をしてうまく成功することができれば30代で仕事をセミリタイア、まだまだ体力も気力も残っている30代を働くことなど気にせずに思いっきり楽しむことも可能です。

もちろん、ここまでいくには相当の努力とセンスが必要でしょうが、会社勤めだと65歳まで働きずくしでやっと開放されたと思ったらもう体がついてこないということがほとんどなはずです。

自分で会社を立ち上げて社長になれば収入は青天井ですから、若い頃に頑張ってさっさと生涯年収を稼ぎ、中年になる頃には残りの人生を遊んで暮らせるだけの資産を築くというのも賢い選択です。

 

20代での独立起業の5つのデメリット

スキルや経験がない

20代の起業で最も心配な点と言えばやはりこれでしょう。

働いた経験があまりないので、売り込めるスキル、交渉術、契約の方法、トラブルシューティングなど起業して一人でやっていけるのか不安という方がほとんどではないでしょうか。

スキルがないとそもそも何の事業をやろうか困ってしまいますね。

 

資金がない

若い頃だと貯金も少ないと思うので起業のための資金もそれほど準備できていないはず。

若者向けの起業支援制度も増えていますが、融資を受けるとなるとそれなりの審査も厳しいでしょうし、そもそも借金はしたくないという方も多いでしょう。

となると最初はスモールスタートでやって、後から徐々に大きなことを手がけられるようになっていくという形になっていくことが多いです。

 

信用がない

融資を受ける場合もそうですが、やはり若いとそれだけで「この人に任せて大丈夫なのかな?」と取引先に不安がられることも少なくはないはず。

ビジネスは人と人との間に成り立つもので、金とは突き詰めていくと「信用」です。

「若いのにしっかりしているね〜」と思ってもらえるように、品性・教養をしっかりと身につけ、世の中のことに対してもしっかりと勉強しなければなりません。

 

人脈がない

社会で長く働いていればいるほど多くの人と関わるのでそれなりに人脈も増えるでしょうが、若いうちだとこれがないことも多いです。

その場合、待っていてもむこうから話を持ってきてくれることはないので、自分から積極的に相手の懐に飛び込んでいけるだけのある種の図々しさが必要になります。

今の時代はソーシャルメディアもありますし、そうしたデジタル媒体を積極的に活用していきたいところです。

 

新卒でしか入れない会社に入れない

もしも仮にあなたが途中で「やっぱり会社経営は辞めて就職しよう」と思っても、日本の企業の中には新卒入社でないとかなり入るのが厳しい会社がいくつかあります。

古い体質で新卒一括採用に力を入れている企業ほどそうで、そうした企業での勤務を一度でも経験したいのなら、まずは新卒で入ってしばらく働いてから起業ということになるでしょう。

どことは言いませんが、古くからあってインフラなどの国の基盤を支えるような事業をしている企業に多いですね。

 

20代で独立起業を果たすには?

ということで以上、20代で独立起業を果たす上での8つのメリットと5つのデメリットについて見てきました。

僕個人の意見を言うのであれば、20代のうちから起業をすることはデメリットをかなり上回るほどのメリットがあると思っています。

起業をするとなれば失敗した時は全て自己責任ですし、先行きの見えない世の中を生きていくのには「自分なんかにできるのだろうか」と不安になることも多いでしょう。

しかし、それは会社に勤めていても一緒。

たとえ会社に入ったとしても、その中である種の起業家精神を持って自分のキャリアは自分で育てるつもりで働かなければ、これからの世の中で生きていくことはまず不可能です。

「新卒で大企業に入れば一生安泰」という時代が終わったのは、昨今の社会情勢を見れば明らかでしょう。

会社の中にいてもどの道自分の力で生きていけるようにならなければいけないのなら、もういっそ起業家としてサバイバル能力を磨くのもありだと思います。

以下の記事では、まだ経験もスキルも少ない20代で起業をする上で成功率を高めるためにはどうしたら良いのかについて解説をしていますので、興味がある方はぜひごらん下さい。

⇒ 20代の独立起業|失敗を避け成功率を上げたいならネット副業から!

     
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[Created]2017/03/09[Last Updated]2017/06/04 | Posted in Startup
   

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