メルマガへのコンバージョン率をGoogleアナリティクスで計算する方法
前回のサンキューページに関する記事では、サンキューページの概要に始まり、サンキューページの見本やアスメルで設定をする方法について紹介をしました。
今回紹介をするのはこのサンキューページをGoogleアナリティクスに設定をして、メルマガへのコンバージョン率を計算する方法です。
これをすることによりPV数あたりのメルマガへの登録率を調べることが可能になり、Web集客の改善に役立てることができます。
コンバージョン率とは?
ウェブサイトへのアクセス数(=ページビュー)、またはユニークユーザーのうち、何割がコンバージョン(商品購入や資料請求などの、ウェブサイト上から獲得できる最終成果)に至るかの割合を示す指標。
出典:インターネット広告用語辞典
「コンバージョン(”conversion”)」とは、元々「転換」「転化」といった意味を表す単語で、ここからWebマーケティングの世界では「成果に転換すること」という意味で使われるようになりました。
コンバージョンは「何をもって成果とするのか」という成果の定義によって意味が変わってきますが、多くの場合はサイトを訪問した人が購買、資料請求、お問い合わせ、会員登録をすることになります。
まあ、コンバージョン率は”Conversion Rate”を縮めて、「CVR」と言われることもあります。
コンバージョン率の計算方法
コンバージョン率の算出方法は非常に簡単で、要するに
の式で出すことができます。
例えば、コンバージョンの定義が「購入すること」となっていて、サイトへの訪問者数1,000人で購入者数10人だった場合、
となります。
メルマガへのコンバージョン率をGoogleアナリティクスで計算する方法
それではここからは具体的にGoogleアナリティクスを使って、メールマガジン登録のコンバージョン率を計算する方法について見ていきます。
コンバージョン率を調べるにはサンキューページの作成が必要になりますので、まずはこちらを用意しましょう。
関連記事:メルマガ登録のサンキューページの作成方法や文言の例・見本を紹介
まずは、Googleアナリティクスのページに行き、左下の「管理」を押しましょう。
次の画面で「目標」押します。
「新しい目標」を押しましょう。
すると次のように目標を設定する画面にいきます。
今回はサンキューページの表示をもって目標が完了したとみなすようにします。
「集客」の部分から「アカウントの作成」を押します。
次に目標に対して「メルマガへの登録」などのように分かりやすい名前をつけましょう。
タイプを「到達ページ」にしておきます。
次の画面でサンキューページのURLを入力しましょう。
その他の部分はそのままでOKです。
これで保存をすると次のように項目が追加されています。
「オン」になっていることを確認できたら、完了です。
コンバージョン率を見るには、左側のメニューから「コンバージョン」を選べばみれます。
まとめ
ということで今回はGoogleアナリティクスでメルマガへのコンバージョン率を計算する方法について見てきました。
メルマガへのコンバージョン率の平均はだいたい0.5~%くらいと言われています。
これよりもはるかに少ない数だと、ブログで扱っている記事内容がターゲットとしている層の興味とズレている可能性が高いので、記事制作を見直してみましょう。
インターネットの便利なところはところはこうしてデータ化をして改善に役立てることができることですので、ぜひ積極的に使っていきたいですね。