メルマガ登録のサンキューページの作成方法や文言の例・見本を紹介
今回はメルマガ登録後に表示すると効果的なサンキューページの作成方法や文言の例について紹介をしていきます。
少し細かいところではありますが、サンキューページを設定することで次のアクションにつなげることができたり、メルマガの到達率を上げることにも繋がりますのでぜひ設定をしてみて下さい。
Contents
サンキューページとは?
サンキューページ(Thank you page)とは、
- 通販サイトなら、商品購入後の「購入完了」ページ
- 資料請求やメルマガ登録なら、登録後の「登録完了」ページ
- ダウンロードサイトなら、「ダウンロード完了」のページ
といった具合に登録、購入などのアクションを起こしてくれた人に対して表示するページのことです。
「サンクスページ」と呼ばれることもあります。
サンキューページの3つの役割
サンキューページには主に3つの役割があります。
登録者への感謝の意を示す
サンキューページという名前の通り、まずは貴重な時間と労力を使ってあなたの望むアクションをとってくれたことに対して感謝を伝えることが一番の役割です。
さらなるコンバージョンにつなげる
通常、何かに登録してくれた、または何か商品を買ってくれた人は登録や購入といったことに対する心の壁が薄くなります。
よって、ここで新たな興味をもってもらうための工夫をこなしていけば、さらなるコンバージョン※につなげやすくなります。
※変換、転換、交換という意味。インターネットの分野では、Webサイト上で獲得できる最終的な成果のことを指す。
データの計測に使う
サンキューページにタグを埋め込むなどして表示されたのかどうか分かるようにすれば、どれくらいの割合で成約が発生するのかやどういった経路を通って成約に至ったのかを計測することができます。
こうしたことが分かれば販売戦略を組んだり、ユーザビリティを改善する上でとても有利ですね。
インターネットの利点はこうしてトラフィックを取れるところですので、そのデータを元により良いPDCAを回していきましょう。
Googleアナリティクスを使ってメルマガへのコンバージョン率を計算する方法については以下で紹介をしていますので、よろしければご参考下さい。
⇒ メルマガへのコンバージョン率をGoogleアナリティクスで計算する方法
サンキューページの作成方法
サンキューページの作成方法ですが、僕の場合は”Colorful”というソフトを使用しています。
“Colorful(カラフル)”とは、WordPressの環境を使ってHTMLやCSSなどの知識いらずでランディングページを簡単に作成することができるLP制作の定番ツールです。
こちらが“Colorful”の販売ページになります。
“Colorful”はWordPressのテーマという体裁になっているので、普段からWordPressでブログを書いている方であれば非常に使いやすい使用になっています。
さらにデザイン性にも優れていて、様々なレイアウトのランディングページを簡単に作成することが可能です。
価格は8,760円になっていますが、購入をすると使い方などを一通り説明している購入者専用ページや購入者専用のメルマガも届くようになり、ランディングページ作りだけでなくWeb集客についてより根本的に理解ができるようになります。
“Colorful”で作成できるランディングページ例
以下の記事ではColorfulについてより詳しく紹介をしているので、よろしければご覧下さい。
⇒ ランディングページ作成ソフトならColorfulがオススメな6つの理由
メルマガ登録のサンキューページの作成方法や文言の例・見本を紹介
上で紹介した”Colorful”を使って、僕が作成したのが以下のサンキューページです。
ここで取り入れた要素は次の3つになります。
- 迷惑メール解除
- LINE@への登録
- メールマガジンへの返信
メルマガを発行する場合、まずなんとしても意識しなければならないのは相手にきちんとメールが届くのかどうかということです。
せっかく自分が一生懸命書いたメールマガジンが迷惑メールフォルダに入ってしまって読まれないなんてことになったらとても悲しいですよね。
迷惑メール扱いされるような危ない文言を入れていなくてもなぜか迷惑メール扱いされることもありますので、まずは迷惑メール解除の設定を促す文言を入れていきます。
また、他のサービスへの誘導も同時に行うことも有効です。
僕の場合はLINEを使って読者の方とより密なコミュニケーションを取るために、LINE@への登録を促しています。
僕はやっていませんが、登録してくれた方にプレゼントを用意するなどすると効果的です。
そして最後にメールマガジンへの返信を促すこと。
通常、メールマガジンに登録をした時点が最もモチベーションが高い状態なので、その時に返信を促す文言を入れておくと返信が返ってくる割合が高くなります。
返信をしてくれると、その方はそれ以降のメルマガもきちんと読んでくれる傾向にありますので2通目以降のメルマガが読まれる確率がぐっと上がります。
メルマガの1通目で返信を促すのはもはや常識ですが、サンキューページにも返信を促す文言を軽く入れておきたいですね。
サンキューページを設定する方法
メルマガ用のサンキューページを設定する方法については、それぞれが使っているメルマガスタンドによって異なってきます。
ここでは「アスメル」を例にしてサンキューページを設定していきたいと思います。
まずはアスメルの自分のアカウントのページに行って、サンキューページを設定したいシナリオを選びます。
次に下のほうへ行って「基本編集の設定」を選びます。
あとは下の赤枠で囲った部分にサンキューページのURLを入力すれば良いだけです。
これでメールマガジンに登録をした人にはサンキューページが表示されるようになりました。
まとめ
ということで今回はメルマガ登録のサンキューページの作成方法や文言の例について紹介をしました。
かくいう僕も実はメルマガを発行してからしばらくの間、面倒でサンキューページは作っていませんでした。
しかし、こういった細かいところもきちんと手間をかけてあげることで自分が発信している情報が相手に届く率がかなり高くなります。
特に情報発信ビジネスでダイレクト・レスポンス・マーケティングを行っている人にとってはメルマガはかなり大事なツールでしょう。
少し面倒な部分かもしれませんが、今回の例を参考にぜひサンキューページの設定をしてみて下さい。
ちなみにGoogleアナリティクスを使ってメルマガへのコンバージョン率を計算する方法については以下で紹介をしていますので、よろしければご参考下さい。
⇒ メルマガへのコンバージョン率をGoogleアナリティクスで計算する方法