情報発信ビジネスサイトのユーザビリティを向上させる4つの方法

[Last Updated]2017/01/15

ユーザビリティ

Webデザインを考える上で欠かせないのがユーザビリティ

もしもあなたがWebデザインのことなんてこれっぽっちも知らなくても、おそらくこの言葉自体はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回はこのユーザビリティという観点から情報発信ビジネスのサイトのデザインをどう考えていけば良いのかという点を解説してみました。

 

情報発信ビジネスサイトのユーザビリティについて動画で解説

 

ユーザビリティとは?

ユーザビリティ

ユーザビリティは非常に広い言葉で、人によって使い方が異なる言葉なのですが、一応国際標準化機構によるISO 9241-11では次のように定義されています

特定の利用状況において、特定のユーザによって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、ユーザの満足度の度合い」

※太字部分は筆者による

この定義で注目すべきは太字にした部分

  • 「特定の状況」で「特定のユーザー」を対象にしている
  • 「指定された目標を達成するための指標」である

という2点です。

 

ユーザビリティは”use”と”ability”という単語が組み合わさった単語で、日本語では「使いやすさ」と訳されることが多いですが、実はそれは必ずしも正しいとは言えません。

ユーザビリティとは主にはサイトを訪れる人ではなく、そのサイトを運営している側から見た時の指標です。

企業がWebサイトを立ち上げる場合、ただ「ブログ調に自分の意見を綴る」のではなく、あくまでビジネスの観点から

「問い合わせをもらって見込み客と信頼関係を築く」

「動画を見てもらって商品の特徴を知ってもらう」

「リストを集めてセールスにつなげる」

のような目的があるはずです。

もちろんこうした目的を達成するためには、使いやすいサイトを作ることを意識しなければなりませんが、それは本来の目的を達成する過程で必要になる手段です。

ユーザビリティとはこのように単なる使いやすさを求めることではなくて、あくまで「目的に沿ったデザインをする」という考え方のことを言います。

 

情報発信ビジネスにおけるユーザビリティ

情報発信ビジネスでDRMを使っている場合、そのサイトの目的はまず「メールマガジンに登録してもらう」ことです。

DRMは集客・教育・販売の3要素から成り立っていますが、「メルマガに登録してもらう」ことは一番最初の集客にあたる部分になります。

いくら使い勝手が良いサイトを作っても、メルマガに登録してもらわないことにはその後教育を効果的に行うことができずに、収益には結びつきません。

よって情報発信ビジネスサイトのユーザビリティを考える上では、ここに焦点をあわせてデザインを行っていく必要があります。

 

情報発信ビジネスサイトのユーザビリティを高める4つの施策

それではここからは具体的に情報発信ビジネスサイトのユーザビリティを高める方法について紹介していきます。

今回で取り上げるのは「ランディングページ(LP)」と呼ばれるメルマガに登録するためのページに施すための工夫になります。

 

あらゆる箇所にLPを仕込む

情報発信ビジネスで使うDRMという手法では、まず見込み客にメールマガジンに登録をしてもらうということが重要になってきます。

このメールマガジンに登録をしてもらうためにも、ブログのトップページや記事を見終わった部分、またサイドバーやグローバルメニューなどにきちんとメルマガ登録のためのフォームを設置してきましょう。

特に最近では下のような簡易LPというものを使っていくのが一般的です。

LP

こうしたLPを文言やデザインを変えてブログの様々な箇所に配置して、目に留まるようにしていきましょう。

 

人の目線や矢印を使う

人はどうしても人の目線や矢印の先を追ってしまうものです。

こちらは”Usable World”という機関がヒートマップを使って行った人の目線がどこに集中しているかを調べた研究結果です。

目線画像出典:http://usableworld.com.au

画像を見て頂ければ分かるように、人間は何かものを見る時にはまず人の顔を集中して見ます。

そして、それと同時にその視線の先を無意識に見てしまうものなのです。

この特性を活かして、目線に自分が見てもらいたいコンテンツを置けば、そのコンテンツがクリックされる確率が上がります。

また同様のことが矢印にも言えます。

矢印出典:http://www.rakuten-life.co.jp/medical/smart2/?sclid=we_yhs_pc_bn02&trflg=1

人間は矢印の先を無意識で見てしまうので、矢印の先にメルマガの登録ボタンを置いておくと効果的です。

このサイトの場合はスマホユーザーが画面を下にスクロールしてこの登録ボタンにたどり着くことを考えて、矢印も下向きにしていますね。

 

クリックできることを強調する

それが「押せるもの」だということを本能的に分かってもらうことも大切です。

ボタン

画像では図形に影・枠・グラデーションを追加して、よりボタンっぽいデザインに仕上げています。

さらに目立つオレンジ色にして、矢印のイラストも追加しました。

これなら本能的に「押せる」ということが分かりますね。

 

最近では「ゴーストボタン」という背景が透けているボタンを使うことがトレンドとなっているみたいです。

ゴーストボタン出典:http://www.coprosystem.co.jp/tipsblog/2014/07/31.html

こういったボタンは確かにセンスがいいのですが、他の部分と同化してしまって押せるのかどうか分かりにくいですよね。

よってゴーストボタンを使う際は、あまりごちゃごちゃした感じにならないように他の文字やオブジェクトとは距離を置いたり、大きくしてちゃんと目に入るようにしておくことが必要になってきます。

 

ちなみにボタンについては自分でパワーポイントなどを活用して作ってしまっても良いですが、こちらのボタンマルシェというサイトから引っ張ってくるのもオススメです。

会員登録をするだけで無料で質の高いボタンがダウンロードし放題。

もちろん商用利用もOKです。

 

文言を工夫する

以下はあるショッピングサイトの例です。

ユーザビリティ 文言出典:http://liskul.com/web-usability-1629

このサイトでは以前まではボタンに「新規登録」という文言を使っていたのですが、これだと無意識的に「また変なメールがきそうだな」と思われてしまい、なかなか登録がされませんでした。

そこでこれを「次へ」に変更したところ、購入する顧客の数が45%アップ、初月で15億円の売り上げ増、年間で300億の売り上げ増という結果に。

「登録」「購入」「請求」といったものは押すまでの心理的障壁が高い文言です。

こういったものはなるべく避けて、「無料プレゼントを受け取る」などのようにボタンをクリックした先に何があるか明確に伝えることが重要です。

 

まとめ

ということで今回は情報発信ビジネスサイトにおけるユーザビリティを考えるということでメルマガ登録のランディングページに絞って解説をしてみました。

見た目が美しいサイトを作ることは確かに重要ですが、それよりも前にあなたの目的は「収益を上げる」ことなはずです。

この観点がブレることがないように常に意識をしながら、自分のサイトのデザインを考えていきましょう。

     
nomadic wood

[Created]2016/10/14[Last Updated]2017/01/15 | Posted in DESIGN (design)
   

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