消費・投資・浪費の違いを理解してお金の使い方を知ろう!

消費 投資 浪費

僕たちが普段何気なく使っているお金。

お金を使うことを支出と呼びますが、実は支出には3つの種類があります。

それは「消費」、「投資」、「浪費」です。

日本ではお金に関する教育を行わないのでほとんどの人たちはこのことを意識していません。

しかし、もしもあなたがビジネスを通じて多くの資産を築いて成功をしたいと考えているのであれば、そもそもまずお金のことについて勉強しなければなりません。

今回はそんな僕たちにとってとても身近なお金の使い方についての解説になります。

 

消費・投資・浪費について動画で解説

 

消費・投資・浪費の違い

先ほども述べた通り、お金には「消費」、「投資」、「浪費」の3つの使い方があります。

それぞれの違いはお金と引き換えに手にする価値の大きさによって分けることができます。

  • 消費:「使ったお金=得られる価値」
  • 投資:「使ったお金<得られる価値」
  • 浪費:「使ったお金>得られる価値」

順番に見ていきましょう。

 

消費:「使ったお金=得られる価値」

消費とは毎日の生活に必要な最低限ものへ使う支出のことです。

代表的なもので言えば水道光熱費、食費、生活用品などですね。

これらは人間が活動をしていく中で必要不可欠なものではありますが、定期的に見なおしてできるだけミニマムにしていくことができます。

 

投資:「使ったお金<得られる価値」

投資とは将来的に資産を増加 させるために、現在の資本を投じる活動のことです。

一時的にはマイナスになってしまっても、長い目で見たらプラスに転ずる可能性が高い支出のことですね。

これは株などの金融資産への投資や資格取得のための自己投資、どちらの場合も同じです。

株の場合であれば、将来的にその企業が今よりももっと成長して株価が上がり、より大きなリターンとなって返ってくることを期待しています。

また自己投資であれば、英会話教室に通って英語を学んだり、ジムに通って体を鍛えたりなど将来の自分のためにお金を払いますね。

 

 浪費:「使ったお金>得られる価値」

浪費とは日々の生活に必要のない無駄な支出になります。

投資のように将来的に大きなリターンとなって返ってくる可能性はなく、消費のように最低限必要な支出でもありません。

見栄を張るために必要以上に高価なブランド品を買ったり、パチンコや競馬などのギャンブルにお金を使ってしまったりするなどがこれにあたります。

 

消費・投資・浪費の分け方

このように支出には消費・投資・浪費の3種類があるわけですが、実はこれらは人によって分け方が異なるので明確に区別をすることはできません。

例えば、ついつい夜になるとビールを飲んでしまうサラリーマンの方がいるとしましょう。

ビールは嗜好品に当たり、別に飲まなくても人間は生きていけるはずなので浪費というふうに見られがちです。

しかしながら、もしもその人が毎晩ビールを飲むことによってストレスを発散させることができ、翌日の仕事の効率が上がって、結果給料も増えるのだとしたらそれは投資にあたりますね。

また自己投資のためにスポーツジムに入会をしている場合、将来の自分の健康のためにお金を使っているので普通なら投資と言うことができます。

しかし、最初の1ヶ月だけ真面目に通って、後は忙しいことを言い訳にしてほとんど通っていなければ、それはただお金が無駄になっているだけなので浪費に当たります。

つまりは人がそれぞれのお金の使い方に対してどのような目的意識を持って使い、実行しているのかが重要なわけです。(とは言ってもビールの例は少し無理があるかもしれませんが)

 

理想的な支出のポートフォリオ

消費 投資 浪費

一般的に投資・消費・浪費の理想的なバランスというは上のグラフのように

  • 消費:  70% 
  • 投資:  25%
  • 浪費:  5% 

だと言われています。

毎回毎回買い物をする時に、それが消費・投資・浪費のどれにあたるのかを考えることはかなり面倒で難しいと思います。

では僕自身はどのようにしてやっているかというと、僕は1ヶ月ごとに自分が使っているお金を概算で出して、それらを消費・投資・浪費に分けています。

例えばこんな感じです。(ちょっと内訳や金額など具体的には見せられませんが)

消費        計◯◯円 70%

お昼代 ◯◯円×30日 ◯◯円
家賃         ◯◯円
携帯代        ◯◯円
カット代       ◯◯円
洋服代        ◯◯円

投資        計◯◯円 25%

ジム         ◯◯円
本  ◯◯円×◯冊   ◯◯円
会食代        ◯◯円

浪費        計◯◯円 5%

お菓子代       ◯◯円
付き合い代      ◯◯円

本やお昼代などは物や日によって値段が違うのでだいたいの平均値を使っています。

会食代と付き合い代の使い分けは、その場に何か明確な目的意識を持って参加するのであれば会食、そうでなければ付き合い代ということにしています。

これをiPhoneのメモ帳などに保存して、気づいた時に見たりして支出をコントロールすることを心がけています。

また、何か新しい習い事を始めるようになったら随時更新をしています。

 

まとめ:浪費はなるべく投資へ回そう

ということで今回は支出の3つの種類について見ていきました。

まずは普段自分がどんなことにお金を使っているのか1ヶ月単位で簡単に書きだしてそれらを仕分けしてみましょう。

そして浪費はなるべく0に、消費はもっと削れないかどうかを考え、25%とは言わずなるべく多くのお金を投資に当てることがオススメです。

ちなみに以下の記事では僕が考えるオススメの自己投資の方法について紹介をしているのでよかったら見てみて下さいね。

⇒ 自己投資にオススメな使い方8選|使うべき月の金額はいくら?

2016年09月11日 | Posted in Mindset, Finance

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