SEOを高めるために意識すべきブログライティング6つの方法
ブログなどの媒体を使って記事を書き、自分が狙ったキーワードでその記事を検索エンジンに上位表示させるには次の2つのことを意識する必要があります。
- 人間にとって優しい書き方
- 検索エンジンにとって優しい書き方
前者は見やすいように色を使ったり、論理展開をスムーズにして人間が読んだ時に「分かりやすい」「面白い」と思ってもらえるような記事を書くということです。
これによりサイト滞在時間が長くなったり、ためになる情報を発信しているということで自分のサイトのファンになって何度も訪問してくれるようになります。
一方で検索順位を決めるのはGoogleなどの検索エンジンです。
記事を更新するとクローラーというロボットがあなたのサイトに訪れて、その記事の中身をチェックし、上位表示させるべきか否かを判断します。
近年検索エンジンの精度が上がってきて、より「人間が面白い」と思うであろうコンテンツを上位表示させる傾向になってきました。
しかしそうはいっても「人間にとって良い文章」を追求するだけでは検索エンジンで上位表示させることは難しく、検索エンジンに対しては人間へ向けてとはまた別の方法で対策をしていく必要があるのです。
そこで、今回は「検索エンジンに好かれるためのブログライティング術」ということで検索エンジンからの評価を高めて狙ったキーワードで上位表示をさせるために使うべきテクニックについてまとめてみました。
Contents
SEOを高めるためのブログライティングについて動画で解説
SEOを高めるために意識すべきブログライティング6つの方法
記事タイトル
SEOに最も大きな影響を及ぼすのはその記事のタイトルです。
そして、検索エンジンはタイトルの左側で用いたキーワードから重要度が高いと見なす傾向にあるので、最も重要なキーワードは必ず左の方で使うようにしましょう。
例えば、この記事のタイトルは「SEOを高めるために意識すべきブログライティング6つの方法」ですが、僕はこの記事が「SEO ライティング」などで検索された時に上位表示されたらいいなと思っているので、All in One SEO PackのSEO対策の部分にはまず「SEO ライティング」と打っています。
見出しタグ
見出しタグというのはちょうどこの上にある小タイトルのようなものです。
僕はWordPressでTiny MCE Advancedというプラグインを使って記事作成効率化のためにビジュアルエディタに追加しています。
この見出しタグ内で使われているキーワードも検索エンジンのクローラーが重要だと判断してくれるものになります。
単純に見出しタグを使うと節に分かれていてヴィジュアル的に見やすいということもあるので、内部に自分が上位表示を狙いたいキーワードを入れて積極的に使っていきましょう。
ただし、H3タグが来た後にH1タグが来てH2タグに戻るなど不自然な使い方は禁物です。
このような使い方をすると人間だけでなく、検索エンジンも文章の構成がよく分からずに混乱してしまいます。
本文の一番上と一番下
本文の最初の文と一番下の文も検索エンジンがよく見るところです。
特に検索エンジンに表示されるディスクリプションを本文の上から順番に表示するように設定している場合はSEOにかなり響いてきます。
本文の最初の文と一番下の文にちゃんとキーワードを盛り込んでおくと、検索エンジンに対して「この記事はこのキーワードに関して書かれていますよ」と伝えやすくなります。
本文内キーワード出現率
また本文内でそのキーワードがどれくらい使われているのかも検索エンジンの判断指標となっています。
「うどん 作り方」というタイトルの記事に、「うどん」という単語ではなく、「そば」ばかりでてきたら明らかにおかしいですよね。
また、芸能人について書く時はなるべく「彼」とか「彼女」と書くのではなく、その人の名前を使っていくことがオススメです。
「彼」とか「彼女」だと人間なら前後の文脈からそれが誰を指しているのか分かりますが、検索エンジンには分かりません。
ただし、あからさまにキーワードを出現させすぎると、今度は逆に怪しまれて検索エンジンからの評価を落とすことになります。
なるべく自然な出現率になるように気をつけましょう。
また、人やモノの名前を使う時はその別の呼び名もちょいちょい挟んでいくのが良いでしょう。
例えば「新垣結衣」であれば「ガッキー」と呼ばれたりしていますよね。
「新垣結衣」のことについて書かれた記事内で「ガッキー」というあだ名も本文に盛り込んで書くことで、検索エンジンに対して「この記事は新垣結衣のことについて書かれている記事だ」とよりアピールすることができます。
引用タグと箇条書きタグ
引用タグとはテキストモードにした時に<blockquote></blockquote>で囲まれる部分です。
インターネットで集めた情報を引用して自分の記事に貼ることがあると思いますが、その際は引用元を明記すると同時に引用タグで囲むようにしましょう。
引用タグで囲まないと、他のサイトからコピペした文章だと検索エンジンに判断されて評価が下がってしまいます。
箇条書きタグとは<ul></ul>とか<ol></ol>で囲まれる部分です。
これを使うことにより、よく内容が整理されている文章だということを検索エンジンに伝えることができます。
箇条書きしなくても良いところで無駄に使う必要はありませんが、見やすさを考えて適切な部分で使っていきましょう
画像・動画のaltタグ
altタグとは属性を意味するもので、画像の場合は以下の赤枠で囲った部分に入力されている部分になります。
人間がこの画像を見たら落ち葉の写真だと分かりますが、検索エンジンが見てもこの画像はなんなのか判断できません。
そこでこの「代替テキスト」と書かれているところに文字を入力することで検索エンジンに対して情報を伝えます。
画像にaltタグで代替テキストを打ち込む場合、その記事のタイトルや本文内でよく使われているキーワードと画像のaltタグに打ち込んだキーワードが一致していると、検索エンジンに「この画像はこの記事の内容と関係性が深い」と思われてSEOに良く働きます。
Youtubeの動画を記事に埋め込む際も、埋め込まれる記事で使われているキーワードとその動画のaltタグで使われているキーワードが同じだとSEO効果が高まります。
まとめ
ということで今回は「SEOを高めるために意識すべきブログライティング6つの方法」ということで主に検索エンジンに評価されるライティングの方法について書いてきました。
まとめると
- 記事タイトル
- 見出しタグ
- 本文の一番上と一番下
- 本文内キーワード出現率
- 引用タグと箇条書きタグ
- 画像・動画のaltタグ
になります。
しかしながらここに挙げた方法はあくまでも「検索エンジンへ向けて」のもので、実際に記事を読むのは人間です。
よって人間にとって読みやすい記事を書くことも自分のサイトのファンを増やす意味で大事ですので、そちらも意識していきましょう。
結局のところ人間にとって分かりやすくて面白い記事を書いているとSNSで拡散されたりして、そっちのほうがSEOが強くなる傾向にあります。