インターネットビジネスの5つの種類と収益発生の仕組みを解説
インターネットの発達によって個人がパソコン一つで簡単にお金を稼げるようになった時代。
なかには会社員として勤めながらも会社の給料を超える額を稼いでいる方や、世界中を旅しながら行く先々のホテルでちょっとパソコンをいじってお金を稼いでいる人もいます。
インターネットビジネスの存在もかなり有名になってきましたが、
「いったいどんな種類があるの?」
「どうやって利益がでているの?」
といった部分を疑問に思う方は多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回はそんな疑問にお答えするべく、インターネットビジネスの種類や収益発生の仕組みについて解説をしてみました。
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インターネットビジネスの5つの種類と収益発生の仕組みを動画で解説
インターネットビジネスの5つの種類と収益発生の仕組み
インターネットビジネスの種類は大きく以下の5つに分けることができます。
- 広告収入
- せどり
- 独自商品販売
- クラウドソーシング
- FX
それぞれはもっとより細かく分けることもでき、多少境界線があいまいなところもありますが、基本的にはこの5種類に分けて見れば収益発生の構造的にも分かりやすいはずです。
広告収入
こちらは一般的にはアフィリエイトと言われるものでインターネットビジネスでは最も一般的なものになります。
自分のWebサイトやブログ、TwitterやFacebookなどのSNSへ他の人や企業が提供する商品・サービスの広告を貼り、その広告をクリックしてもらう、またはその広告づたいで商品を買ってもらう(サービスの場合は登録など)ことによって、自分にも「紹介料」としていくらかの報酬が入るという仕組みです。
いわゆるインターネット上で行う営業代行のようなビジネスですね。
最近流行りのYoutuberといった方々もこのビジネスで儲けています。
Youtubeでは動画の下方や再生前に広告が表示されますね。
ここで動画の視聴者が表示される広告をクリックしたり、もしくは広告が表示される動画がただ再生されるだけで収益が得られるようになっています。
アフィリエイトはさらに収益が発生するタイミングによって成果報酬型、クリック報酬型の2つに分けることができます。
⇒アフィリエイトとは?成果報酬型とクリック報酬型に分けて解説!
せどり(転売)
せどりは中古の書籍やCD、DVD、ゲーム、ビデオ、家電などを安く仕入れ、Amazonやヤフーオークションで高く転売して利益(利ざや)をとるビジネスのことです。
こちらはかなりイメージがし易いのではないでしょうか。
最近ではスマートフォンの登場によって、古本屋さんなどにいて商品を探しながらその場で簡単に商品の相場を調べられるようになったためにこういったビジネスに取り組む方も多くなりました。
また、国家間の物価や商品価値の差を利用してこのせどりを国境を越えて行う「輸出入ビジネス」を個人で行っている人もいます。
日本のアニメグッズなんかは日本で買ったものが、海外で売ったら倍以上の価格で売れるなんてこともあります。
独自商品販売
こちらは名前の通り、自分で作った商品をWebサイトやブログで売っていくビジネスです。
売るものは形のある物でもいいですし、「効果的なダイエットの方法」や「異性にモテる方法」などのノウハウをテキストや音声・動画で解説した情報商材やSkypeなどを通じたコンサルティングなどのサービスもあります。
情報商材の場合はデータなので在庫を持つ必要がなく、一度作ってしまえば消耗・摩耗することもないので仮に売れなかった時でも非常にリスクが低いことが特徴です。
個人でビジネスをする場合は資金の面から工場などを持って製品を開発していくのはあまり現実味がありませんから、こうした情報商材やサービスを販売してくことが多くなっています。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語で、その名の通り不特定多数の人々に業務委託をするプロセスのことです。
「ランサーズ」や「クラウドワークス」といったクラウドソーシングのサイトに会員登録をして、自分の能力・適正にあった案件を探して受注します。
仕事の種類としては
- ネーミング
- ロゴデザイン
- 記事のライティング
- アプリ開発
などなどインターネット上で完結するものが多いです。
このサービスは仕事を発注する側としても活用できるため、近年では簡単に必要な人材を確保できるとして企業も発注する側としてサービスを利用することが多くなっています。
もちろん個人が「インターネットのサイトを作ってもらいたい」などの理由から適切な技能を持った人を探してお仕事を発注することも可能です。
FX
インターネット上で取引が完結するという意味ではFXも含まれます。
FXとは、”Foreign Exchange”の略称で、「外国為替証拠金取引」のことです。
為替の違いを利用して利ざやを出して儲けます。
例えば1ドル=100円の時に、100円をだして1ドルを買ったとしましょう。
その後、為替のレートが1ドル=120円になって、先ほど買った1ドルを日本円に変えれば120円になって戻ってきます。
株と違って少額から始められることが特徴です。
インターネットビジネスは手軽に始められてクリーン
インターネットビジネスというと少し前までは「なんだか怪しい」「胡散臭い」などと揶揄されていましたが、そのビジネスモデルはこの通りとてもシンプルです。
アフィリエイトは商品を探している人と商品を売りたい人を結びつける商社のようなビジネスですし、せどりは安く仕入れて高く売るというビジネスの大原則に則った非常にシンプルなビジネスです。
ちなみに最近では「ネットワークビジネス」というアムウェイに代表される主に口コミによって商品を販売していき、それと同時に購入者を「販売員(ディストリビューター)」として起用していくビジネスが流行っていますね。
インターネットビジネスも「ネットビジネス」と略して呼ばれることが多いためネットワークビジネスと混同されがちですが、両者は全く別のものですのでお気をつけを。