Amazonと楽天アフィリエイトの違いを徹底比較!オススメはどっち?

amazon 楽天 アフィリエイト 違い

トレンドアフィリエイトなどの大量にアクセスを集めて、AdSense広告で収益を出すアフィリエイトと非常に相性が良いのがAmazonや楽天のアフィリエイト

通販の二大巨頭と言えるこの二つのサイトはそれぞれASP運営も行っていて、Amazonや楽天で売っている膨大な商品の中からアフィリエイトする商品を選んで自分のブログで簡単に紹介することが可能です。

しかし、この二つはともにけっこう特徴が似ているということもあり「一体どっちを使えば良いの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。

そこで今回はAmazonと楽天のアフィリエイトプログラムの違いについて徹底比較、どちらを使うのがオススメなのかについて僕なりに意見を述べてみました。

これからこれらのアフィリエイトに取り組む人も、現在進行系で取り組んでいる人も、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

Amazon・楽天のアフィリエイトとその他のASPの違い

Amazon 楽天 アフィリエイト 違い

まず、A8.netやアフィリエイトBといった一般的なASPと、Amazonと楽天のアフィリエイトの違いについて見てみましょう。

基本的な違いとしては以下の3点です。

  • 商品の種類
  • 報酬率
  • 使い方

 

商品の種類

A8.netやアフィリエイトBといったASPと比べた時のAmazonや楽天の違いはなんといっても、その商品の種類。

Amazonや楽天は通販サイトの二大巨塔として、もはや僕たちの身の回りにある商品のほとんどを取り揃えていますが、Amazonと楽天のアフィリエイトではこの膨大な商品数の中から好きな商品を選んでアフィリエイトできます。

日用品、書籍、ゲーム、家電、食べ物、おもちゃ、インテリア、スポーツ、コスメ、本当になんでもありですね。

 

報酬率

ほぼどんなジャンルの商品でもアフィリエイトすることができる一方、A8.netやアフィリエイトBといったASPと比べると報酬率がたったの1%から高いもので10%とかなり低く設定されています。

よって、どれだけ多くの成約を取るのかがかなり重要になってきます。

 

使い方

A8.netやアフィリエイトBといったASPを使う場合、だいたいの場合は最初に扱う商品を決めて、その商品を成約させるための記事を書いていくというのが基本的な流れです。

一方でAmazonや楽天の場合はとにかく商品数が膨大なため、どんなジャンルの記事を書いてもそれと相性が良い商品を見つけてきて記事を書いている途中で商品の広告を挿入することができます。

アニメの感想について書いているのであればそのアニメのDVDや原作コミックを、芸能人についての記事を書いているのならその人が書いた本や出演している作品などって感じです。

よって、ジャンルに構わず検索需要が高いネタで記事を書いていくトレンドアフィリエイトとは非常に相性が良いですね。

また、Amazonや楽天の場合は画像リンクをサイト内の飾りの画像として使うことも可能です。

 

Amazonと楽天アフィリエイトの違いを徹底比較!

Amazon 楽天 アフィリエイト

こうした他のASPとの違いを押さえた上で、次にAmazonと楽天のアフィリエイトの違いについて見ていきましょう。

Amazonのアフィリエイトは正式には「Amazonアソシエイツ」、楽天の場合は「楽天アフィリエイト」と言います。

 

サイトの審査

まずAmazonのほうにはサイトの審査がありますが、楽天の場合は審査がありません。

しかし、Amazonのほうは審査があるといっても決して難しい審査ではなく、僕は確か1週間もかからないうちに一発で簡単に通りました。

Google AdSenseの規約に則ったようなブログにしておけば簡単に通れるはずです。

 

報酬率

報酬率は商品や出店しているお店によってかなりバラツキがありますが、基本的にはAmazonのほうがかなり高いと見ていいです。

Amazonの場合、報酬率は基本的にその商品のジャンルによって決まってきます。

Amazon アフィリエイト

Kindleの本やシューズといったものは紹介料が8%とかなり高くなっていますね。(ex. 3000円のシューズを売ったら自分の報酬は240円ほど)

 

一方で楽天アフィリエイトの場合は、自分のアフィリエイターとしてのランクや出店しているショップが定めている紹介料率によって変わってきます。

楽天アフィリエイト

楽天アフィリエイトではこのように自分がどれくらいの商品を売り上げているのかによってS~Dまでの5段階でランク付がされます。(ランクは毎月15日に更新)

そしてこのランクに応じて、それぞれのショップでの紹介料率も変化してくるというわけです。

楽天アフィリエイト

楽天はAmazonと違って商品単位で出品をするという感じではなく、自分のショップを楽天の中にオープンしてその中で商品を売るという形なのでこのようになっているのですね。

しかし、ほとんどのショップではS~Dまでの全てのランクで紹介料率が一律1%となっています。

よって、紹介料率で見たらだいたいの場合はAmazonのほうが高くなると見ていいでしょう。

 

クッキー

紹介料率が圧倒的にAmazonのほうが高いなら、Amazonを使ったほうがお得だと思われますが、実はこれにはちょっとしたカラクリがあります。

それはクッキーの保存がAmazonは24時間であるのに対して、楽天は30日とかなり長いこと。

クッキー(cookie)とは、Webブラウザの中に閲覧情報が保持される仕組みのことで、アフィリエイトにおいてはクッキー情報を元に「どのサイト経由でユーザーが訪れ、アクションを起こしてくれたか」を識別しています。

つまり、Amazonではリンクをクリックしてもらってから24時間以内に商品を買ってもらわなければ報酬が発生しないのに対して、楽天では30日以内に買ってもらえればOKということ。

しかもこれは非常に使える機能で、クッキーが残っている限りはブログ内に掲載した広告以外の商品が購入された場合でも、成果対象となります。

例えば、楽天は「楽天市場」の他にも「楽天トラベル」という旅行メディアを運営していますが、仮にブログ内に掲載した広告から楽天市場経由でユーザーが入ってきて、楽天トラベルで旅行の予約をしても報酬が発生するということです。

Amazonの場合は衝動買いをしてもらう必要があるのに対して、楽天ではただクリックをしてもらえさえすれば成果が発生しやすくなっています。

これは楽天アフィリエイトの大きなアドバンテージですね。

 

換金のしやすさ

換金のしやすさでいうとAmazonのほうに大きな軍配が上がります。

Amazonの場合は報酬の支払いはギフト券、もしくは現金でとなっています。

現金で受け取る場合は最低報酬額が5000円で、振込手数料は300円です。

 

一方で楽天の場合は基本的には楽天ポイントでの支払いとなっていて、3000ポイントを超えたら楽天キャッシュという電子マネーに変わります。

しかし、この楽天キャッシュから現金にするには手数料が10%+消費税がかかります。

仮に1万円分の楽天キャッシュを現金化しようとしたら、1080円手数料と消費税で持って行かれるということです。

これはちょっと高すぎるので、楽天を使う場合は楽天キャッシュのままにして楽天で買い物をする時に使うのがポイントが無駄にならずに良いですね。

 

商品のラインナップ

Amazonの場合は本・CD・DVD・ゲームなどが豊富に揃えてあり、楽天の場合は食料品・旅行・金融上物などが豊富に揃っています。

そもそもAmazonは外資系の企業、楽天は日本の企業なので、楽天のほうがよりローカライズされていて食品・化粧品などの日本人の体質や気質にあった商品を取り揃えている傾向にあります。

 

商品の説明

商品ページの説明はAmazonのほうが簡素、楽天のほうが詳しく書かれる傾向にあります。

これは両者の出品形態の違いからきています。

Amazonの場合は商品ごとに「出品」をしていきますが、楽天の場合は自分のお店を「出店」して、そのお店に商品を出品するという形をとっています。

よって、楽天のほうが商品の説明ページの自由度が高いため、出品者がその商品を売るために様々な工夫を施せるのです。

Amazonの商品ページってどれを見ても同じフォーマットだけど、楽天の商品ページはショップによって様々なデザインになってますよね。

一般的に人は自分が知らない商品や値段が高い商品を買おうとするほど、その商品に関する説明をしっかり読んでから購入します。

よって、Amazonのほうはすでにブランドがあって広く知られている商品や気軽に買える安い商品、楽天のほうは一般的な認知が低かったり値段が高い商品を扱うのに向いています。

また、楽天は期間限定ポイントやセールなどの開催頻度も高く、今買わせるための仕組みを整えてくれるところも良いですね。

 

Amazonと楽天アフィリエイトでオススメはどっち?

と、ここまでAmazonと楽天のアフィリエイトの違いについて見てきましたが、では一体どちらを使うのが良いのでしょうか?

僕の個人的な意見としては圧倒的に楽天がオススメです。

 

楽天アフィリエイトがオススメな理由①クッキーの保存期間

例えばAmazonと楽天で漫画「ONE PIECE」の85巻をアフィリエイトすると考えましょう。

アフィリエイト 楽天 Amazon

画像出典:集英社

こちらの商品の紹介料は

  • Amazon:432円 × 3% = 12円
  • 楽天:432円 × 1% = 4円

となっています。

この通り、この商品を通じて得られる報酬がAmazonのほうが大きいですが、先程説明した通り楽天はクッキーが30日間もあります。

Amazonの場合はこの商品、もしくはこれ以外の商品が24時間以内に購入されなければ報酬が入りませんが、楽天であればそれが30日以内ですから、より大きな報酬を得られる可能がかなり高いですね。

よって、紹介料率で見たら確かにAmazonのほうがお得ですが、トータルの報酬額で見たら楽天のほうがお得になる可能性が高いです。

ただクリックさえしてもらえればその後は楽に報酬が入ってきやすいので、初心者にも非常にオススメです。

 

楽天アフィリエイトがオススメな理由②節税

Amazonと比べた時の楽天のデメリットはやはり現金化のハードルが高いこと。

しかし、現金化しないでポイントとして持っておけば売上として立たないので節税に繋がります。

楽天は商品がかなりたくさんあるので、楽天キャッシュがどれだけあっても困らないはずです。

現金化できないのは一見すると痛いですが、普段買う日用品などを全て楽天キャッシュを使って買えばその分現金を節約できるのでまあ特に現金化する必要もないでしょう。

 

楽天アフィリエイトがオススメな理由③商品の説明

また楽天アフィリエイトの場合は商品ページの説明文がとても充実しているので、ブログ内で成約させるための文章をあれこれ書かなくても良い、つまり初心者には非常にオススメです。

もちろんこれは商品によるので一概には言えませんが、クリックさえしてもらえればクッキーが残り、かつ勝手にセールスもしてくれる楽天は成約率という観点から見てかなり高いと思われます。

 

Amazonが使えないわけではない

結論としては楽天のほうがオススメという感じでしたが、決してAmazonが使えないというわけではありません。

そもそもAmazonでしか取り扱ってない商品を広告として貼るならAmazonを使うしかないし、ポイントの関係でAmazonを使うか楽天を使うか最初から決めている人もいます。

そんな時に非常に役に立つのが「カエレバ」というツール。

⇒ カエレバ

これを使えば下のような感じで、Amazonと楽天、さらにはYahooショッピングなど他の通販サイトのリンクもブログに簡単に埋め込むことが可能です。

カエレバ

我々としては基本的に楽天で買い物をしてほしいのですが、そもそも買い物をする時はAmazonしか使わないという人に出くわしたら機会損失になってしまいます。

Amazonのリンクも載せてしまうことで、楽天で買う予定だった人がAmazonに流れてしまう可能性がありますが、一応載せておいたほうがトータルでの収益は高くなりそうです(テスト中)。

 

まとめ

ということで今回はAmazonと楽天のアフィリエイトの違いについてまとめてみました。

簡単にまとめると以下のようになります。

  • Amazon:紹介料率が高く、現金化も容易
  • 楽天:紹介料率が低いがクッキーの保存期間が長く、現金化はハードルが高い

Amazonや楽天といった商品の種類が豊富なASPはトレンドアフィリエイトと非常に相性が良いので、実践されている方はぜひ積極的に使っていきましょう。

これを使うだけで簡単に月収数万円くらいアップさせることもけっこう簡単です!

2017年05月10日 | Posted in Affiliate

Related Posts