会社に依存しない生き方・働き方を選ぶには?依存度が高いのは危険

会社 依存しない

会社に依存せずに生きていく

こう言われてもなんだか現実味がないことのように聞こえるのは、おそらく僕たちが幼い頃より学校や親たちから「大人になったら会社に勤めるものだ」と直接的・間接的に教わってきたからでしょう。

しかし、大企業の没落や個人の力の台頭が叫ばれて久しい現在、どうも会社にぶらさがって生きていくことはリスキーで割に合わないっぽいと感じている会社員の方も多いはずです。

僕もちょっと昔まで「会社に依存せずに生きていくなんてできんの?」なんて思っていましたが、実際に独立をしてみたら全然たいしたことありせんでした。

ということで、今回はそんな僕が会社に依存して働くことの危険性や、会社依存の体質を抜け出すための方法について語ってみました。

 

会社に依存して働くことの危険性

  • 「自分の名前ではなく、会社の名前で仕事をさせてもらっている」
  • 「仮に今リストラされたら、今よりも待遇が良くて新しい就職先を見つける自信がない」
  • 「仕事は辛いし面白くもなんともないけど、稼がなくちゃいけないから仕方なく会社で働いている」

もしも今あなたがこんなふうに感じているのであれば、それは会社に依存した働き方をしてしまっている可能性が高いです。

この状態のままずっと働くことには次のようなリスクがあります。

 

会社が沈めば自分も一緒に沈むしかない

会社に依存した働き方をしている人は、会社の業績が悪くなった時、会社と一緒に自分の生活水準も悪くなっていく一方です。

もしも会社が潰れて行き場を失っても、次の良い就職先が見つからなくて、今より収入が下がったり、望まない勤務地で働かなければならなくなるでしょう。

大手企業で会社の名前を借りて仕事をしている人はいつしかそれを自分の力だと勘違いしてしまいがちですが、一歩会社の外へ出てみたら自分の市場価値が低くてビックリしたなんて話はよく聞きます。

決して会社に勤めること自体が悪いとは言いませんが、「一人ベンチャー」のような意識を持って日々の仕事に取り組み、会社の外でも通用するスキルを磨くことは必須です。

 

住む場所や時間の使い方を自分で選びにくい

会社に依存した働き方をしている人は、全て会社任せなので自分の住む場所や時間の使い方も会社に委ねます。

会社に通いやすいように会社近辺で住む物件を探し、会社が指定した勤務時間を忠実に守るしかありません。

乗りたくもない満員電車で通勤し、朝から晩まで仕事づくしで自分の時間は一日たったの数時間。

たった一度の人生、本当にそれでいいのでしょうか。

別に変に煽るつもりはありませんが、ここはしっかり考えておくべきでしょう。

 

人間関係が広がりにくいので頭が固まる

会社に依存した働き方をしていると、付き合う人も自然と会社関係の人たちになるので、村社会のように考え方がどんどん固まっていきます。

同じバックグラウンドを持ち、同じものに取り組んでいて、同じ方向を向いている人だらけ。

「自分の収入は、周りにいる5人の平均値になる」なんて言われていますが、こんな環境にずっと浸っていたら頭の柔軟性がどんどん失われていってしまうでしょう。

 

公務員も安全ではない

また、上に挙げたことは会社員だけではなく、公務員のような国に務めている人でも一緒です。

インターネットの発達により世界中でボーダーレスにやり取りできるようになった今のご時世、各地で価値観の合う者同士の小さなコミュニティが乱立し、「国」という大きなコミュニティの存在意義が薄れてきました。

今後は影響力のある人たちが自分で「独立国家」のようなものを形成していく時代です。

AIによる業務簡素化も合わさって、より「小さな政府」へと向かっていくことは間違いないので、公務員であろうと国に依存した働き方をしていれば、そのうち人が溢れて締め出されるか、少しの給料しかもらえなくなっていくでしょう。

 

会社に依存しない生き方・働き方を選ぶには?

それではこんな状態に陥らないためにはどうしたら良いのか?

会社への依存度を着実に減らしていくために、今すぐ取り組むべきことについてまとめてみました。

 

複数の収入源を持つ

会社以外の場所からの収入源を持っていて、かつそれが月の給料以上の額になっているのであれば会社への依存度は一気に下げられます。

別に会社を辞めたってお金はちゃんと入ってくるので、何か理不尽なことをされてもクビになることを恐れずに強気で言い返せます。

会社に勤めながらそれほどの金額を稼ぐなんてあまりイメージが湧かないかもしれませんが、最近は副業を容認するところも増えていますし、インターネットを駆使してビジネスをしていけば半年ほどで十分到達可能です。

僕自身も独立するにあたって会社を辞めても収入がゼロにはならないように、自分だけの収入源を作った状態で辞めました。

「こんな会社辞めたって全然ヘーキ」という感じで好きに働ける状態が一番最強ですね。

 

時給から脱出する

複数の収入源を持つことはいいことですが、だからといってアルバイトのように時給で働くことは辞めましょう。

時給は時間とお金を交換する働き方であり、時間はお金と違って増えることがない大切な資源です。

これは会社で働いていても同じですが、「どれだけの時間働いたか」ではなく「どんな成果を出したのか」という成果報酬でお金を稼げるようにならないと、いつまでも自分の命とも言える貴重な時間をみすみす受け渡すことになります。

 

廃れにくく、汎用性のあるスキルを持つ

そして、時給から脱出するためにはとにかく価値があるスキルを身につけることが必要です。

その時、できるだけ廃れにくく、汎用性のあるスキルを身につけることを意識しましょう。

廃れにくく、汎用性のあるスキルがどんなスキルなのか、これはなかなか見極めが難しいのですが、

  • 文章で人を動かす技術
  • 人をワクワクさせたり感動させるスキル

このあたりのスキルは今後時代が代わっても絶対に必要になります。

今後はAIなどの発達によりデータ入力や事務作業のような無味乾燥な業務は人間がやる必要がなくなってきます。

その代わりに重要になってくるのはクリエイティビティコミュニケーション。

機械にはできない人間特有のソフトなスキルを身につけることが絶対に不可欠です。

そしてそうしたスキルを身につける際は、しっかりと自己投資してお金をかけることをぜひ意識しましょう。

身銭を切らないと本気になりにくいので、モチベーションが続かなかったり、学びを活かそうという意識が低いままで終わってしまいます。

お金をかけることが目的になってはいけませんが、自分を磨くためにお金をケチっていてもしょうがないので、あなたが出せる範囲で考えてみて下さい。

 

まとめ:「そのうち」では遅い

ということで今回は会社に依存しない働き方を実現するための方法について紹介をしていました。

こういうことを言うと「個人の時代がくるとか、大企業が没落するとかまだまだ先の話でしょ?」と言う人たちもいますが、僕から言わせればそれは考えが甘い。

そういう時代になることが分かっているのならば、今からどんどん準備をして先行者利益を得れば良いのです。

人間は変化を嫌う生き物なので「そのうち」と言っていると、一体いつになるのか分かりません。

未来のための行動は今すぐ起こしていきましょう。

僕のメールマガジンではそうした個人の時代で生きていくための「情報発信力」を鍛える方法についても教えているので、興味がある方はぜひ登録をしてみて下さい。

2017年08月05日 | Posted in Startup

Related Posts