絶対ダメ!AdSense広告を貼る個数やNG位置など禁止事項まとめ
GoogleのAdSense広告はただクリックをしてもらえるだけで報酬が発生するクリック報酬型のアフィリエイトの中で最も使われている広告です。
商品を売るための魅力的なコピーライティングなどを学ぶ必要がなく、ただブログにアクセスを集めてクリックしてもらうことだけを考えればいいので、インターネットビジネスを始めたばかりの方には非常にオススメの手法になっています。
しかし、実際にブログを立ち上げてAdSense広告を貼っていく際には注意しなければならないことがけっこうあります。
AdSenseは非常に気軽に取り組みめる一方でその利用規約はわりと厳しく、従わなかった場合には広告を停止されてしまうどころか、まだ振り込まれていない報酬も全てゼロになっていまいます。
Googleのサービスを使って稼がせてもらっている以上、そのGoogleが出している規約に従うことはマストです。
今回はそんなAdSenseにおける禁止事項などについてまとめてみました。
Contents
AdSense広告に関する注意事項について動画で解説
AdSense広告は何個まで貼るべき?
実は以前まではAdSense広告は「1つのページに3つまで」と決まっていました。
3つ以上使う場合は「プレミアムAdSense」というGoogleの担当者がつくくらいのレベルまでブログを育てる必要があったのですが、2016年の8月あたりからAdSense規約に変更があり、1ページあたりのAdSense広告設置数に制限がなくなりました。
「やったー!これでAdSense広告たくさん貼っても問題ないんだ!」と思うかもしれませんが、浮かれることなかれ。
設置数に制限がなくなったということは「広告の数はちゃんと自分で管理してね。じゃないとペナルティー食らわせるから」というGoogleからのお達しです。
おそらくこのように規約が変更になったのは、1ページあたりの文字数が関係しています。
以前までは1000文字しか書いていない記事と5000文字も書いている記事、このどちらの場合もAdSense広告を貼ることができるのは1つのページに3つまでだったわけです。
しかし広告の数というのは一概に決められるわけではなく、文字数が多かったり質が高い記事であれば当然それだけ広告を設置する権利もあるはずです。
この点にGoogleが「やっぱこれってフェアじゃないよね」とようやっと手をつけた結果、AdSense広告設置数が自由になったわけです。
よって、トレンドアフィリエイトを実践していて1記事あたり1000文字〜2000文字くらい書いている場合、まずはこれまで通り「1つのページに3つまで」としておくのが無難でしょう。
逆に3000文字とか書いているのであればAdSense広告を4つくらい使っても問題ないと思われます。
AdSense広告を貼ってはいけない位置
ではここからはAdSense広告を貼ってはいけない位置について解説をしていきます。
基本的な考え方としては「あくまで純粋な興味を抱いたユーザーによって自然にクリックされるものである必要がある」ということです。
他の広告から1スクロール以内にある場所
これはつまり「広告を貼るのであればきちんと一定の距離をとりましょう」ということです。
パソコンの場合は画面が広いのであまり問題ないかもしれませんが、スマホの画面で見た時に2つ表示されるのはやはり近すぎるので、スマホで見て1画面内に2つ表示されないかどうか確認しましょう。
画像のすぐ近く
画像と並列で置いたり、上下に隙間なく広告を貼ることは誤クリックを誘導していると思われ、AdSense規約に引っかかります。
上下に置く場合は必ずその間に数行の文章を入れましょう。
リンクやソーシャルボタンのすぐ近く
ブログに内部リンクや外部リンクを貼っている人は多いと思いますが、この近くにAdSense広告を置くとユーザーが間違って広告をクリックしてしまう可能性があります。
ということはこちらも誤クリックを誘導していると思われるので注意しましょう。
また、TwitterやFacebookで拡散されるためにブログにソーシャルボタンを設置している方も多いと思います。
ソーシャルボタンの近くも、同じく誤クリックを誘導していると思われるので避けるべきです。
ここは意外と盲点になっている部分ですね。
誘導を促すものの近く
「こちらをクリックして下さい!」「協力をお願いします!」などのようにAdSense広告のクリックを薦める行動は禁止されています。
矢印を使って誘導することも禁止です。
コンテンツなのか広告なのか分からなくする
AdSense広告を貼る際は必ず「広告」や「スポンサーリンク」という文言をすぐ近くに表示して、それが広告であることを明記しなければなりません。
※こちらはクリックできません
これを表示しなかったり、広告と見分けが付かないようなサイト、コンテンツのデザインやレイアウトを使用することは禁止されています。
その他AdSense広告における禁止事項まとめ
自分で広告をクリックする
間違って1、2回程度クリックしてしまったのなら全く問題ありませんが、自分で自分のAdSense広告をクリックすることは禁止されています。
コンテンツガイドラインに従わない
コンテンツガイドラインとはGoogle AdSenseが禁止している「このコンテンツがあるページにAdSense広告を貼ってはいけませんよ」と示している規約です。
それによれば以下のような内容のコンテンツがNGだと示されています。
- アダルト コンテンツ
- 個人、集団、組織を誹謗中傷するコンテンツ
- 著作権で保護されているコンテンツ
- 危険ドラッグおよび薬物に関連したコンテンツ
- アルコールおよびタバコに関連したコンテンツ
- ギャンブルに関連したコンテンツ
- ヘルスケアに関連したコンテンツ
- ハッキング、クラッキングに関連したコンテンツ
- 報酬プログラムを提供するサイト(「報酬提供」サイト)
- Google ブランドを使用しているサイト
- 暴力的なコンテンツ
- 武器および兵器に関連したコンテンツ
- 不正行為を可能にするコンテンツ
- 違法なコンテンツ
かなり量が多くて読むのが大変なのですが、ザックリまとめると「子供が見ても教育上問題ないサイト」である必要があるということです。
それとプラスで気をつけるべきはヘルスケアに関連したコンテンツ。
アフィリエイトを含め、処方箋医薬品の販売をしたり、オンライン薬局のページへ内部リンクを飛ばしたりするサイトでAdSenseを使うことは禁止されていますのでご注意下さい
あくまで処方箋がNGなので、市販薬を販売する場合はOKです。
また著作権で保護されているコンテンツもNGになっているので、できるだけYoutubeからテレビ番組の動画を引っ張ってくるなどの行為は避けたほうがいいでしょう。
詳しくは下記の記事で解説しています。
⇒ トレンドアフィリエイトで動画を使う時の注意点やポイント
AdSense広告を改造する
なかなかの上級者でない限りこんなことはできないと思いますが、AdSense広告のコードを改編してスライドイン表示されるようにしたり、ズームイン / ズームアウトされるようにすることは禁止されています。
しかしレスポンシブデザインにしたりすることはOKです。
気になる方は下記のページを見てみて下さい。
⇒ AdSenseサイト、AdSense 広告コードの修正
まとめ
ここで紹介した禁止事項は全てGoogleが発表している「AdSense プログラムポリシー」を元に僕がまとめてみたものです。(2016年10月時点)
AdSenseの規約は度々変更されていることがあり、こそっと変わるので変更されたのかどうか気づかないこともよくあります。
しかしだからと言って、Googleを責めることもできません。
AdSense広告も含めて、Googleが提供するサービスを無料で使わせてもらっている以上、「知らなかった」では済まされないのです。
ぜひ「AdSense プログラムポリシー」についてはブックマークをして、ご自身でもコマ目に最新の規約についてトレースするようにして下さい。
またこちらはGoogleの社員の方がAdSense広告に関して気をつけるべきことについて語っている動画です。
公開されたのは2013年で少し古いのですが、基本的な考え方は今も変わらないので、こちらも視聴しておきましょう。