ブログにTwitterやInstagram投稿を埋め込む方法|著作権についても
ネットでいろんなサイトの記事を見ていると、こんな感じでTwitterやInstagramの投稿が記事に埋め込まれているものをよく見かけますよね。
またもやツイッターに投稿した芸能人の記事がその本人のアカウントからいいねされた。そのおかげなのかアクセス爆発中でサーバーに制限がかかり、そのサーバー上で運営している全てのブログが重い。局所的なアクセス過多に対応できるようにサーバーをグレードアップする方法って何かないんでしょうか。
— Tim @NOMADIC WOOD (@nomadicwood) 2017年3月14日
今回はこのような感じでTwitterやInstagramの投稿をブログに埋め込む方法について簡単に紹介をしてみました。
けっこう簡単にできるのでサクサクといきますが、最後のほうでは埋め込むことのメリットや著作権についても触れているので、よかったらそちらも目を通してみて下さい。
Contents
ブログにTwitterの投稿を埋め込む方法
ツイートを普通に埋め込む
Twitterの投稿をブログに埋め込むには、その埋め込みたいツイートで「その他」のボタンを押して、「ツイートを埋め込む」を押します。
そうするとコードが出てきます。
これをHTMLのテキストモードにしてブログに埋め込みましょう。
出来上がるとこんな感じになります。
新サービスのPrezi Nextについてまとめてみました!
プロモーションとかでPreziを使う予定がある方はよろしければご参考下さい笑https://t.co/zuV8a55x8T— Tim @NOMADIC WOOD (@nomadicwood) 2017年5月16日
非常に簡単ですね。
ツイートを画像なしで埋め込む
また、埋め込みを行う際に、「メディアを含める」のチェックを外すと、そのツイートに画像や動画がついている場合、それを外して埋め込みをすることができます。
こんな感じで画像を非表示にできます。
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プロモーションとかでPreziを使う予定がある方はよろしければご参考下さい笑https://t.co/zuV8a55x8T— Tim @NOMADIC WOOD (@nomadicwood) 2017年5月16日
ツイート内の動画だけを埋め込む
逆に動画だけを埋め込みたいという場合は「その他」から「動画を埋め込む」を押します。
こうするとこのようにスッキリと動画だけを埋め込むことが可能です。
100+ years after Thomas Miles Sr. was lynched in Shreveport, his family visits for the first time, seeking answers → https://t.co/5Vr9jxsBQv pic.twitter.com/nWpUCVRMWF
— Google (@Google) 2017年6月13日
埋め込むツイートのサイズ・揃え方・リンク色を変える
もしも埋め込むツイートのサイズ・揃え方・色を変えたい場合はHTMLテキストで貼り付けを行う時に調整をします。
ツイートを埋め込む時、最初はこのようなコードで始まっているはずですが、この中に次のコードを追加してお好みで調節しましょう。
・サイズ変更
(最初の時点では500pxに設定されている)
・揃え方
(最初の時点では左揃えに設定されている。右揃えなら”right“と記述)
・リンク色
(”#000000“の部分を好きな色のカラーコードに置き換え)
ブログにInstagramの投稿を埋め込む方法
普通にInstagramの投稿を埋め込む
Instagramの投稿を埋め込む時も同じようにHTMLコードを取得して、それを貼り付けていきます。
このコードをTwitterと同じようにブログに貼り付ければ完成です。
キャプションを削除する
またキャプションをなしにして埋め込むことも可能です。
ここのチェックを外すと次のように説明文がなくて、画像や動画だけが表示されます。
ブログ記事にTwitterやInstagram投稿を埋め込むことのメリット
情報の信頼性が上がる
ブログの記事を書いている時、ある話題について「他の人はこう言っています」みたいな感じで他の人の意見を引用として借りてくることが多いと思います。
そんな時はこのようにして埋め込み機能を使ってあげると、ただ「◯◯さんはこう言っています」とテキストで表示するよりも、実際のその投稿を直接見れるので情報の信頼性が上がりますよね。
そのほうが記事の見栄えもよくなるので断然オススメです。
文字数を稼げる
SEOを高めるためには記事にある程度ボリュームを出す必要がありますが、TwitterやInstagramの投稿をブログ記事に埋め込んであげるとけっこう簡単に文字数が稼げるようになります。
もちろん、TwitterやInstagramの投稿はテキストモードにして見れば分かる通り、こちらは<blockquote>タグで囲まれていて「引用」扱いとなっているので、その埋め込み部分が検索エンジンから見てしっかり文字数としてカウントされるのかどうかは微妙です。
ただ、TwitterやInstagramの投稿を埋め込めば、それだけ記事が長くなるのでページ内滞在時間は確実に増やすことが可能になるでしょう。
引用はあくまでも自分の意見を補強するための手段として使うべきなので埋め込みすぎは禁物ですが、ぜひ使えるところでは積極的に使っていきたいですね。
そもそも他人のSNS投稿をブログに埋め込むのはOK?
ではTwitterやInstagramの投稿を自分のブログに埋め込む時、他人の投稿を勝手に借りてきて使うのはありなのでしょうか?
一応、Twitterの利用規約を見てみるとこんなことが書かれています。
ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介して、自ら送信、投稿、または表示するあらゆるコンテンツに対する権利を留保するものとします。ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介してコンテンツを送信、投稿、表示することをもって、媒体または配布方法 (既知のまたは今後開発されるもの) を問わず、かかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変、修正、公表、送信、表示および配布するための、世界的な非排他的ライセンスを (サブライセンスを許諾する権利と共に) 当社に対して無償で許諾するものとします。
Tip このライセンスによって、ユーザーは、当社や他の利用者に対し、ご自身のツイートを世界中で閲覧できるようにすることを認めたことになります。(引用者:太字)
というように、「Twitterに投稿をした時点で、その投稿が他人に自由に見られることに承諾してね」ということが明示されています。
ではInstagramのほうではどうか。
これに関する記述っぽいのは以下の部分です。
Instagramは、利用者が本サービスに、またはこれを通じて投稿するいかなるユーザーコンテンツについても、その所有権を主張しません。ただし利用者は、利用者が本サービスに、またはこれを通じて投稿するユーザーコンテンツを、Instagramがhttp://instagram.com/legal/privacy/に掲載されている本サービスのプライバシーポリシー(引用者:中略)に従って利用する、非独占的かつ無料、譲渡可能かつ再許諾権付きの世界的使用許諾を付与するものとします。利用者は、前述のプライバシーポリシーに記載されている方法で利用者のユーザーコンテンツおよび活動内容(利用者の写真を含みます)の共有範囲を選択することができます。
特に書いていない…
明示はされていませんが、Twitterと同じくわざわざ埋め込みの機能を設けているということは、Instagramに登録をした時点でこの機能に「同意したもの」とされているはずなので、問題はないと思われます。
そもそもTwitterやInstagramのようなシェアする事が大前提のSNSでは、勝手に使われたって「そもそも投稿したあなたが一番悪いんじゃない?」って感じではあります。
ただし、注意点が一点。
他人の投稿を使う際には上で紹介した方法のようになるべく「埋め込み機能」を使うようにしましょう。
TwitterやInstagramの投稿をスクリーンショットとかで撮影して画像としてブログに載せたり、加工して再アップするのはあまりよろしくないです。
というのも、埋め込み機能ではあくまでも「リンクを送って参照している」という形になっているので、元の投稿が削除・変更されれば、それは埋め込み先でも即座に反映されます。
よって、埋め込み機能は「複製」ではないので著作権侵害に当たる可能性もほぼないのです。
これがスクリーンショットしてしまうとそれは別のデータとして複製したことになるので、こっちは著作権侵害に当たる可能性があります。
よって、他人の投稿を使う時にはなるべく埋め込み機能を使って参照する形にしましょう。
もちろん埋め込みであっても投稿を使わせてもらうなら、あらかじめその人に「使ってもいいですか?」と聞いて許可をもらうのが一番ですけどね。
まとめ:埋め込み機能でブログ記事のクオリティアップ
ということで今回はTwitterとInstagramの投稿をブログに埋め込む方法から、著作権の問題について解説をしてみました。
SNSの投稿を使えば記事のクオリティがグッとアップするのでぜひ積極的に使っていきたいところです。
ですが、あくまで引用として使うことや埋め込み機能を使用することなどはしっかり守っていきましょう。