2分できる!アドセンス狩り対策方法まとめ【2017年最新】
GoogleのAdSense広告を使っているのであれば、ぜひ対策を行っておきたいのがAdSense狩り。
ネットにコンピューターウイルスが蔓延しているように、残念ながら悪意を持ってあなたのサイトのAdSense広告を停止させようとする輩はいます。
これをやられてしまうと、たとえ自分が誠意を持ってサイトを運営していても、まだ支払われていない収益がゼロになったり、広告を使えるようにするために再度申請をしなきゃいけなかったりでかなり面倒です。
ですが、たったの2分程度でこの対策が簡単にできてしまうので、ぜひ今回の記事を参考に設定してみましょう。
Contents
AdSense狩りとは?
「AdSense狩り」とはその名の通り、悪意のあるユーザーがAdSense広告に不自然な働きかけをして、その広告を停止させようとすること。
残念ながら世の中にはたくさんお金を稼いでいることが気に食わなくて、真っ当に実践している人に嫌がらせをしてくる人がいます。
これはもう本当にキリがないので、海外に行ったらスリに気をつけなきゃいけないように、自分の身は自分で守らなきゃいけません。
AdSense狩りの手法としては主に以下の二つです。
- 不正クリックをしまくる
- コードをパクって転載する
AdSense狩り①不正クリックをしまくる
AdSense狩りの方法として代表的なのが、「クリックして前のページに戻るをひたすら繰り返す」ことです。
AdSense広告の仕組みとして、広告主は広告がクリックされた分だけGoogleへ広告料を支払うようになっています。
しかし、このようにその広告に興味がない人が不自然な形で広告を何度もクリックしてしまうと、本来の意味で広告が使われることがなく、広告主にとっては無駄な広告料となってしまいます。
そうなったら広告主はAdSenseに広告を出稿しようとは思わなくなるので、Googleは困ってしまいますよね。
そこで、Googleはこれを避けるために明らかに不正な頻度で何回もクリックされている広告は停止する措置を取っているわけです。
こちらは自分でAdSense広告を使ったことはないが、AdSenseの仕組み自体は知っている人による犯行が多いです。
AdSense狩り②コードをパクって転載する
AdSenseの広告コード内にはそれそれ固有の番号が埋め込まれています。
そしてこの番号というのはGoogle Chromeなどで「右クリック」→「ページのソースを表示」を押せば簡単に他人に知られてしまうのです。
これを悪意のある第三者に知られると、その取得したコードでわざとAdSense規約に違反する行為(アダルト系や公序良俗に反するサイト等へ広告を貼る行為など)をされてしまい、あなたのAdSenseアカウントが停止に追い込まれます。
かなり悪質&それなりにAdSenseについて理解していないとできない手口ですが、AdSense広告を使うのであればこうしたことを知っておかないと大変なことになりかねません。
2分できる!アドセンス狩り対策方法まとめ【2017年最新】
ではこうしたAdSense狩りへの対策をするにはどうしたら良いのか。
具体的にその方法について見ていきましょう。
AdSense狩り対策①Googleに不正クリックを報告する
不正クリックに関しては残念ながら事前に対策をすることはできません。
しかし、不正クリックの被害を受けているならそれをGoogleに伝えることでAdSense広告の停止を避けることはできます。
こちらでは自分のAdSense広告が不正クリックの被害を受けているなと感じたら、それをGoogleに申告をすることができます。
AdSenseのクリック率は高くても2%程度。
これを大幅に超えるようなことがあれば、不正クリックを疑って上のフォームから申請をしてみたほうが良いでしょう。
「サイト運営者ID」はAdSenseの自分のアカウントページから、左側のメニューの「設定」⇒「アカウント情報」で見ることができます。
また、「無効なクリックの疑いがあることを示す該当部分」に関しては、異常にクリック率が高い場合はそのクリック率のキャプチャー画像を自分のブログにアップロードして、URLを貼るとスムーズです。
全て完了したら「送信」を押しましょう。
ページの上のほうに太字で「お客様のアカウントに重大な問題が見つからない場合は、個別に返信いたしておりません。」とあるように何も問題なければ特に返信は返ってきませんので、返ってこないことを祈りましょう。
AdSense狩り対策②コードをパクれないようにサイトを登録する
では、もう一つのAdSenseコードの個別番号をパクられないようにするにはどうしたら良いのか。
実はこれは自分のサイト以外で広告がクリックされても収益が発生しないように設定すれば良いので事前に対策可能&かなり簡単にできます。
まずはAdSenseの画面を開いて、左側のメニューの「設定」⇒「自分のサイト」へ進み、右側の黒い三点を押しましょう。
するとこのようなものが出てくるので「サイトの認証」を押します。
その後、「所有権を確認したサイトだけに広告コードの使用を許可する」のつまみを動かして緑色にし、保存を押します。
あとは、自分のサイトをここに登録していくだけです。
右側のでっかい青いプラスボタンを押しましょう。
ここに自分のサイトのURLを入力して、「サイトを追加」を押します。
戻ってみて、自分のサイトのURLの横に緑色のチェックマークがついていれば完了です。
これで仮にAdSenseコードをコピーされて他のサイトに広告を勝手に載せられても、収益が発生しないようにすることができました。
しかし、気をつけたいのが新しいサイトを立ち上げてそこにAdSense広告を載せる度に新しくサイトを登録する必要があること。
この対策をしたことを自分で忘れてしまって新しいサイトにAdSense広告を貼り付けてみたら、クリックされてるのに全く収益が出ないなんてことになってしまうので要注意です。
まとめ:誰からも愛されるサイトを作ろう
ということで今回はAdSense狩りへの対策についてまとめてみました。
こうした具体的な対策をすることも大事なのですが、一番の対策は誰からも愛されるようなサイトを作ること。
少し前に、信憑性の低いコンテンツをたくさん挙げていたとしてGoogleからペナルティを食らったWELQのコンテンツをそのままパクった「WELQ資料館」なるサイトが登場したことがありました。
そのサイトを作った人は「ネット史に残る大事件、WELQ事件の記録を残すために作った」みたいなことを言っていたんですが、そのWELQ資料館にはAdSense広告が貼られていて、明らかにお金儲けのためにやっていたんですね。
そこで、それを見つけたネット界隈の人たちは「結局金儲けに利用しているだけじゃないか!」とWELQ資料館に貼ってあるAdSenseコードをソース解析で躍起になって調べるということが起きました。(おそらくAdSenseアカウントを停止に追い込むため)
タメになる情報や質の高いコンテンツを挙げているサイトならそれほど問題ありませんが、このようなブラック、もしくはグレーなやり方で荒稼ぎをしようとする行為はかなり嫌われます。
違法まがいのことをやっていれば、それだけアンチが増えてAdSense狩りの被害に会うのも仕方ありません。
万人に好かれるのは難しいですが、しっかりとしたコンテンツを挙げているのであればGoogleや広告主にとっても貴重なサイトになるのでAdSense停止は免れる可能性がかなり高くなります。
そのためにも、検索者のことを考え、規約を遵守したクリーンなサイトを構築していきましょう。
結局はそれがAdSense狩り対策への一番の近道です。