内部SEOを強くするための9の方法!ユーザーに配慮した対策を

内部SEO

内部SEOはその名の通り、サイト内部を充実させることによるSEOです。

「外部のサイトからたくさん被リンクをもらうことが質の高いコンテンツの証だ」と思われて皆がひたすら外部SEOに躍起になっていた時代がありましたが、それも質の悪い自作自演の被リンクが横行するようになり、検索エンジンの仕組みに変化が起きました。

そこで近年より重要になってきたのが被リンクをたくさんもらう外部SEOではなく、コンテンツを中心としたサイト内部に施す内部SEOです。

この記事では内部SEOを強化するための9つの施策について述べていきます。

 

内部SEOについて動画で解説

 

内部SEOを強くする9つの施策

ドメイン

インターネット上に存在する全てのWebサイトはドメインと呼ばれるインターネット上の住所にあたるアドレスを持っています。

このサイトで言えば”nomadicwood.com”ですね。

ドメインは新規ドメイン中古ドメインがあります。

新規ドメインは取得したばかりのドメインなので非常に弱く、一般的には中古のドメインのほうが前にサイトを運営していた実績を持っているためSEOが強い傾向があります。

ただし、中には悪質なSEOのせいでペナルティを食らった中古ドメインもあるため、もしも中古ドメインを取得しようとしているのであれば、そういったことがなかったかどうかちゃんと調べることが大切です。

 

また、ドメインはサイトで発信している情報と関連する名前のドメインにしたほうがSEO的には強く働きます。

例えば「腰痛の治し方」に関して情報を発信しているサイトのドメインが「腰痛の治し方.com」だったら検索エンジンから見ても「このサイトは腰痛の治し方に関する情報を発信しているサイトなのだな」と分かりやすいですね。

 

テーマ

WordPressでサイトを運営している場合はテーマを設定することができます。(WordPress上では「テーマ」と呼ばれています)

WordPressを家と例えるならばテーマは外装や内装ですね。

実はテーマによってもSEOに強いか弱いかがあります。

タイトルや見出しなどのHTML構造、パンくずリストの有無、デザイン性、こういった様々な要因により検索エンジンからの評価も変わってくるのです。

 

ちなみにWordPressであれば最もSEOが強いと評判なのは「賢威」というテーマです。

賢威

開発者はSEOコンサルタントで長年に渡って販売運営されており、SEOのノウハウを凝縮した信頼度がダントツのNo.1テーマになります。

⇒ WordPressテンプレートの選び方!無料と有料オススメは?

 

記事タイトル・見出しタグ

記事タイトルとはつまり、その記事に何が書いてあるのかを完結にまとめたものですので検索エンジンはここの情報をかなり重要視して見ます。

また見出しタグとはちょうどこの上にある小見出しのことです。

WordPressでは記事投稿画面のビジュアルエディタから使う見出しタグを選ぶことができます。

内部SEO

これもその記事になんの情報が載っているのかを調べる重要な手がかりになるので、自分が上位表示させたいキーワードをうまく盛り込んでいく必要があります。

 

文章量

500文字しか書かれていない記事と1000文字書かれている記事であれば、通常どちらのほうが有益な情報が含まれている可能性が高いと思われるでしょうか。

当然1000文字書かれているページのほうが高く評価されるはずです。

もちろん必ずしも文字数が多い=質が高いではありませんが、検索エンジンは人ではないため、それが有益な情報なのかどうかを文章の内容から判断することができません。

よって文字数が多いことを質が高いコンテンツの一つの基準として採用しているわけです。

 

キーワード出現率

またその記事の中にどれほどのキーワードが登場するのかも重要な指標です。

例えば「英語の勉強方法」というタイトルの記事にも関わらず、英語の歴史ばかり書いてあって勉強方法について言及されていなければ検索者のニーズに応えているとは言えないわけです。

とはいっても、じゃあとにかくその単語を使いまくればいいのかと言えばどうではありません。

明らかに必要以上に使われていれば不自然なSEOと認識されて、逆に検索順位が下がります。

 

装飾タグ

一件見落とされがちですが、引用や箇条書きを行うなどの装飾タグも重要です。

WordPressで記事の投稿をしている場合、一度ビジュアルモードからテキストモードに変えて見てみましょう。

テキストモード

例えばエディターで引用を使った箇所は

<blockquote></blockquote>

で囲まれているはずです。

検索エンジンはコピーコンテンツをとても嫌います。

しかし、こうして引用タグを使うことによって検索エンジンに対して「ここは引用をしている部分ですよ」と伝えていて、他のサイトの文章をそのままコピペしてもある程度は許されるわけです。

また箇条書きに関しても装飾タグが使われるため、正しく使われていれば「これらのデータは構造化され整理されている」と見なされSEO的に強く働きます。

 

更新頻度

検索エンジンはそのサイトがどれくらいの頻度で更新を行っているのかをよく見ています。

情報というのはすぐに古くなって新しい情報にとって変わられるため、頻繁に更新しているほど新しい情報を発信している=検索者の求めている情報を発信しているとみなされる傾向にあるのです。

もちろん、新しい情報=質の高い情報とは限りませんが、それでも何ヶ月も更新していないよりは毎日何かしら更新しているサイトのほうが評価は高いです。

 

サイト巡回率と離脱率

例えばあるサイトを訪れた時、そのサイトに載っている他の記事も面白そうだなと思えばそのサイト内に留まって様々な記事を見るはずです。

一方であるサイトを訪れた時にページを開いてすぐにそのサイトから離脱していたら、そのサイトは他の有用な情報を発信していないと思われるでしょう。

サイト内の巡回率を上げることはとても重要で、ある記事を書いたらそれを読んだ人が次に気になることを予想して関連記事を表示したり、記事に内部リンクを仕込んでおきましょう。

 

サイト内滞在時間

巡回率と合わせて、そのサイトにどれくらいの時間留まっていたのかどうかも質の高いコンテンツなのかを判断する重要な指標になります。

サイトの中に動画を貼ったり、長い間ページを開いてもらえるような中身の濃いコンテンツを作ることで滞在時間を伸ばすことができます。

 

まとめ:ユーザーと検索エンジン両方にとって見やすく分かりやすい記事を

検索エンジンは人ではないので「この記事は面白い」とか「この記事はつまらない」など感情でコンテンツの質を判断することはできません。

よって上記であげたような検索エンジンが客観的にコンテンツの質を判断できるような指標を盛り込むことは重要です。

しかしながら、検索エンジンだけにいい顔をしていてもそれは質の高いコンテンツとは言えませんし、最近の検索エンジンはそのようなコンテンツを完全に見破れるようになっています。

サイトの訪問者の感情に配慮して情報を発信していくことでSNSで拡散をしてくれたり、あなたのサイトのファンになってくれてお問い合わせフォームからメッセージを送ってくれるかもしれません。

人間は感情的な生き物であり、ビジネスはコミュニケーションの上で成り立つものですので、長期的にインターネットビジネスで利益を出していこうと思うのであれば人間の感情面にもちゃんと配慮した情報発信をしていきましょう。

関連記事:外部SEOはSNSの時代?絶対にやってはいけない被リンク対策

2016年09月06日 | Posted in SEO

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