Preziの使い方│無料登録から速攻でプレゼンを作成する方法まで
今、ジワジワと日本でもユーザーが増えてきている次世代のプレゼンテーションツール”Prezi(プレジ)“。
2009年にスタートをしたサービスですが、2012年には日本語化がされ、我々日本人にとっても敷居がグッと低くなりました。
今回はこのPreziに関して、無料登録の方法やサクッと簡単にプレゼンを作るための使い方について解説をしていきます。
「Preziって何?」ともっと知りたい方は、「Preziとは?パワポに次ぐブレイク間近の次世代プレゼンソフト!」のほうもご覧下さい。
※追記(2017/7/29)
Preziの新規登録者は”Prezi Next”でしか新規登録ができなくなり、この記事で紹介している”Prezi Classic”(従来のPrezi)は使えなくなったようです。
新規でPreziを使う方は”Prezi Next”をご使用下さい。
⇒ Prezi NextとClassicの違いまとめ|使い分けについても紹介
Contents
Preziの無料登録方法
まずはPreziの公式ページへ飛びます。
右上の「開始」というところを押すと次のような画面になります。
ここからプランを選べますが、今回は無料のプランで登録をしますので、右のほうにある”Basic“の「無料プランを続ける」を押しましょう。
ちなみに無料プランと有料プランの大きな違いは、「自分が作ったPreziのプレゼンをWeb上で公開するかどうか」です。
無料プランの場合は「公開が必須」、有料プランの場合は「非公開」に設定ができます。
有料プランへの変更はいつでもできるので、とりあえずは無料プランでいきましょう。
こちらに必要事項を入力します。
終わったら「私はロボットではありません」にチェックをして、「無料Publicアカウントを作成」を押しましょう。
小さいので見落としてしまうかもしれませんが、”Linkedin“や”Facebook“のアカウントを持っていればそちらを使ってサインアップもできます。
するとアンケートや簡単なPreziに関する説明がされた後、次のような画面になります。
「作成開始」を押しましょう。
するとPreziの作成画面になって、チュートリアルが起動します。
ご覧になりたい方は「双方向型チュートリアルを開始」を押しましょう。
インストラクションが開始します。
終わったら、「新規のPreziを作成」を押します。
Preziの使い方
それではここからはいよいよPreziの使い方について見ていきます。
Preziは直感的に操作できるようになっていて、とても扱いやすいので初心者の方でも安心して下さいね。
テンプレートの選択
PreziにはPowerPointと同じように、最初からいくつかのテンプレートが用意されいます。
この中から、好きなテンプレートを選びましょう。
今回は左上にある”Clockwork“を選んでみます。
ちなみにテーマの変更はあとでいつでも可能です。
こちらがPreziの編集画面です。
文字の編集
まずはタイトルを変更しましょう。
全角で入力しようとすると、まず左下のほうに入力バーがでてきます。
確定キーを押すと実際に文字が表示されます。
文字のカスタマイズはこちらで行います。
また新しく文字を追加したい場合は好きなところをクリックしましょう。
するとこのようにテキストボックスがどこにでも出てきます。
パスの編集
次に左側の「パス」の部分をクリックしてみましょう。
今回は2番目のパスをクリックしてみます。
すると二番目のパスの部分に画面がズームしていきました。
Preziのあの独特な動きはこの「パス」という表示順を決定する動線によってなされます。
パスを編集したい場合は左下の「パスを編集」を押します。
するとこのようにパスが画面に表示されます。
表示する順番を入れ替えたい場合はドラッグをして入れ替えましょう。
新しくパスを追加したい場合は、パスに追加したいオブジェクトの近くにマウスを持っていきます。
すると上のように9番目のパスが出てきました。
これをクリックすれば左側のサイドバーに9番目のパスが追加されます。
逆にパスを削除したい場合はカーソルを合わせれば✕ボタンがでてきます。
パスの編集が済んだら、もう一度「パスを編集する」というボタンを押して、通常のモードへ戻しましょう。
新しいオブジェクトや画像、動画を挿入する
PowerPointと同様に、Preziではオブジェクト、画像、動画を挿入することが可能です。
上のほうにある「挿入」というボタンを押しましょう。
今回は「記号とシェイプ」を挿入していきます。
このようにいろいろと出てくるので、好きなものを挿入してみましょう。
ドラッグ&ドロップで追加します。
大きさの変更も可能です。
ちなみにオブジェクトに関してはPowerPointと同じようにグループ化ができます。
グループ化をすればこのようにグループ化をしたオブジェクトの大きさをまとめて変えることができるので、大変便利です。
フレームを使う
そしてPreziに欠かせないのが「フレーム」です。
このフレームを使うことによって、Prezi内に設置されたテキスト、画像、動画などのオブジェクトをまとめることができます。
フレームは全部で4種類用意されていますが、中でも一番よく使うのが「非表示」と書かれた「透明フレーム」です。
クリックするとこのように透明なフレームが追加されます。
これを自分がPreziでズームアップしたい位置に持っていって、大きさを調節します。
次にこの透明フレームに先程やったように「パスを編集」からパスを付けていきます。
透明フレームがパスに11番目に追加されました。
Preziではこのように透明フレームを駆使して、自分が観客に見せたい動線を調整していきます。
この透明フレームはこれから先使うことがものすごく多いと思いますので、ぜひ使いこなせるようになりたいですね。
保存する
Preziは基本的にはオンラインの作業なので、定期的に保存をしてくれます。
ですが、やはり定期的になので、PowerPointを扱う場合と同じように「Ctrl + S」(Macならcommand + S)を使う癖をつけておいたほうが無難です。
また編集をして何か間違った時は、左上の戻るボタンを使いましょう。
プレゼンをする
ある程度仕上がったらプレゼンテーションを行います。
右上にある「プレゼンテーションモード」を押しましょう。
あとは下の矢印のボタンを押して、プレゼンをするだけです。
プレゼンテーションを終了したい場合、Macなら左上の「esc」を押せば編集画面に戻ります。
プレゼンを公開する
編集が終了したら右上の「終了」を押します。
すると次のような画面になります。
編集に戻りたい時はこちらの「編集」を押せば先程の画面に戻れます。
Preziはクラウドベースのプレゼンテーションツールで実は「ウェブベースでプレゼンテーションをシェア、アイデアを世界中で共有しよう」という発想に基づいて設計されています。
そのため「シェアをする」ということが簡単にできるようになっていて、Preziには全部で4種類の公開パターンがあります。
- 非公開:有料版のみ。自分以外は見ることができない
- 隠す:有料版のみ。リンクを知っている人のみ見れる
- パブリック:誰でも見れる
- 再利用可能:誰でも見れる上に、コピーして利用できる
デフォルトの設定だとこのうち「再利用可能」になっているので、できれば他の人には使ってほしくないという方は「再利用可能」から「パブリック」に設定を変更をしましょう。
これで表示が「パブリック」となれば完了です。
これでコピーはされなくなりました。
まとめ
ということで今回はPreziの登録方法から、その基本的な使い方まで解説をしました。
きっとPowerPointに寄せて作ってくれているのだと思いますが、やはり「パス」などのPrezi独特の機能は少し慣れるまで時間がかかるでしょう。
ですが、プレゼンを一つ二つ作っていくうちにすぐ慣れると思いますので、ぜひご自身でもいろいろといじってみて下さい。
このブログではもっと高度なPreziのテクニックについても紹介をしていくつもりですので、よろしければ他の記事もご参考頂ければと思います。
追記(2017/7/29)
Preziの新規登録者は”Prezi Next”でしか新規登録ができなくなり、この記事で紹介している”Prezi Classic”(従来のPrezi)は使えなくなったようです。
新規でPreziを使う方は”Prezi Next”をご使用下さい。
⇒ Prezi NextとClassicの違いまとめ|使い分けについても紹介