フロントエンドとバックエンドの違いを理解してマーケティング戦略を練ろう

[Last Updated]2017/04/08

フロントエンド バックエンド マーケティング

マーケティング戦略を練る上で非常に重要になってくるのが、フロントエンドバックエンドという考え方です。

インターネットビジネスだけでなく、世の中のあらゆるビジネスで使われている考え方で、非常に合理的、かつ抜群の効果を発揮します。

前回の記事で紹介したマーケティングファネルの考え方と共にセットで考えるべきものですので、ぜひ合わせてご覧下さい。
⇒ 【必読】マーケティングファネルでビジネスの流れを可視化しよう!

 

フロントエンドとバックエンドについて解説

 

フロントエンドとは?

フロントエンドとは見込み客に対して「最初に販売する商品」のことです。
※フロント(front)=前

利益を上げることよりも「集客」を目的とした商品で特徴としては以下のようになります。

  • 低価格、もしくは無料
  • とにかく多くの人に売ることが目的
  • 質よりも量を重視

 

フロントエンドでは利益を度外視して、とにかく多くの人に買ってもらう(購入者リストを集める)ことを目的としています。

多くの人に買ってもらうために、商品の値段は低価格。

時には赤字になってしまうこともありますが、この後控えているバックエンド商品で元を取っていくのでビジネスでトータルとして見れば黒字になります。

 

バックエンドとは?

一方でバックエンドとは「フロントエンドの購入者向けに販売していく商品」のことです。
※バック(back)=後

「本当に売りたい商品」と言ってもいいでしょう。

こちらはフロントエンドとは対象的に以下のような特徴を持っています。

  • 高価格
  • 利益を最大化させることが目的
  • 量よりも質を重視

 

バックエンド商品はフロントエンドで商品を購入してくれた人に対して、さらに売り込みをかけるように販売する商品です。

フロントエンド商品を購入してその価値を感じてくれた人は、高確率でまたこちらが提示する商品を購入してくれます。

そういった人たちに向けてフロントエンドで出た損失を回収し、利益を最大化させるために売るのがバックエンド商品です。

まさに「肉を切らせて骨を断つ」という戦略ですね。

 

実際のビジネスのケース

この考え方自体は非常に多くのビジネスで使用されています。

 

例えば、「週刊少年ジャンプ」などの少年誌。

少年誌の値段はだいたい240円前後となっていますが、ここから出る利益だけではとても社員の給料や漫画家へ支払う執筆代などをまかなうことはできません。

コンビニで気軽に立ち読みができてしまうので、わざわざ購入する人も少ないですしね。

しかし、こういった少年誌の狙いは雑誌を買ってもらうことではなく、そこに掲載されている漫画のファンになってもらって、単行本やグッズを買ってもらったり、実写化された時に映画館に足を運んでもらうことにあります。

つまりは、雑誌のほうをフロントエンド商品、そして単行本、グッズ、映画などそこから派生するあらゆるものをバックエンド商品として扱っているのです。

 

あるいはエステや脱毛サロン

エステでは「お試しキャンペーン」などと称して、一番最初の回のみ格安で施術を受けることができるところが多いです。

しかしその後、確実に月額制のサービスや1〜2年を通じて行う本格的なプランへの申込みを勧められます。

お試しキャンペーンでサービスに満足をしてもらえたら、次に高額のプランを勧めても制約できる確率が高くなるので、お試しキャンペーンをフロントエンド商品、月額制のサービスをバックエンド商品として使用しているわけです。

 

他に例を挙げると以下のようなものがあります。

  • 飲食    100円マック  ⇒ セットメニュー
  • ガジェット iPhone     ⇒ iTunesやApp Store
  • 化粧品   お試しセット ⇒ 定期購入

このようにフロントエンドとバックエンドの考え方は実際のビジネスにおいても非常に多く活用されているので、自分が普段使うお店のフロントエンドとバックエンドを想像してみるとかなり面白いですよ。

 

インターネットビジネスでのフロントエンドとバックエンド

マーケティングファネル

こちらはインターネットビジネスの情報発信ビジネスにおけるマーケティングファネルの図です。

情報発信ビジネスにおけるフロントエンド商品とバックエンド商品の例は以下になります。

  • フロントエンド:無料レポート、有料の情報商材
  • バックエンド :Skypeなどを通じたコンサル、セミナー、対面コンサル

始めにいきなり高額のバックエンド商品を紹介しても買ってもらえるわけがないので、まずはフロントエンドで商品を買ってもらい、充分に価値を感じてもらった上でコンサルやセミナーなどの高額のバックエンド商品を売っていきます。

この時重要なのは、無料のレポートやフロントエンド商品に一切の手を抜かないこと。

無料のレポートやせっかくお金を出して買ったフロントエンド商品が価格に見合わない価値しかなかったら、その後のバックエンド商品も絶対に売れません。

無料レポートやフロントエンドで圧倒的な価値を感じさせること

これがバックエンド商品をうまく売り込むために大事なポイントです。

 

フロントエンドとバックエンドの違いを理解してマーケティング戦略を練ろう

ということで今回はフロントエンドとバックエンドについて解説をしました。

  • フロントエンド:利益よりも「集客」を目的とした商品
  • バックエンド :利益を最大化させることを目的とした商品

フロントエンド商品はバックエンド商品を販売するための布石であり、バックエンドエンド商品を買ってもらえるようにするためにはフロントエンド商品の質も重視して、「またこの人の商品を買いたい」と思ってもらうことが重要です。

インターネットビジネスだけでなく、実際のビジネスでも広く使われている考え方ですので、ぜひ覚えておきましょう!

     
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[Created]2016/10/14[Last Updated]2017/04/08 | Posted in Marketing
   

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