絶対達成!仕事やビジネスで結果を出す目標の立て方3つのステップ
「目標を作ってはみるもののいつもうまく達成できない」
「とりあえず仕事で上司に目標を設定しろと言われたけどどうすればいいかわかんない」
あなたは今こんなことに悩んでいませんか?
目標を立てることは非常に重要で、設定した目標と実際の結果を見て、そのギャップを分析して次に活かすことで人は大きく成長していきます。
いわゆるPDCAサイクルを回すってやつです。
しかし、目標はとりあえず立ててみたものの、ふと見返してみたら全然その通りにいってなくて「目標立てた意味ないじゃん」となってしまうことも多いかもしれません。
実は多くの場合、目標を達成できない理由は間違った方法で目標を設定しているからなんです。
そこで今回は「仕事やビジネスで結果を出す目標の立て方3つのステップ」ということで起業家の僕が実際にやっている目標達成メソッドを紹介していきます。
これ、やるだけで本当に年々自分が大きく成長している感じがしっかりつかめて気持ち良いですので、目標の立て方がわからなくて困っているという方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
目標はなぜ立てるべきなのか?
なぜ目標を立てるのか。
それは至極単純なことで、PDCAサイクルを回して自分の成長につなげることができるからです。
PDCAサイクルとは上の図の通り、
- Plan:計画
- Do:実行
- CHECK:評価
- ACTIOn:改善
の4つから構成される成長のフレームワークのことです。
目標を立てることはこの中でいう”Plan”にあたり、まず最初に目標を立てて、その後実行し、あとでその反省をすることで僕たちは次により良いパフォーマンスをすることができるようになります。
例えばダイエットをしようとするときには「3ヶ月までに10kg痩せる」という目標を立てます。
そしてこの最初に立てた目標とあとで照らし合わせてみて、もしも達成できていたら良しですし、もしも達成できていなかったら「おそらくここが悪かったんじゃないか。なら次はこうしてみよう」という戦術が組めるようになるわけです。
これが最初に目標を立てないままでやってしまうとそもそもの理想とする状態がわからないので、それと比べて今何が問題なのか把握することができません。
そうなると成長するためになにをしたらいいのか分からないので困ってしまいます。
なんとなく「こうなったらいいな〜」程度に考えているだけでは何も変わりません。
だからこそ僕たちはまず目標を立てることによって自分の中でのゴールを明確にする必要があります。
仕事やビジネスで結果を出す目標の立て方の3つのステップ
目標を立てる意義について分かったところで、いよいよ次は具体的な目標を設定していきましょう。
目標を立てるときには以下の3つのステップにもとづいてやっていきます。
- 大・中・小の目標を決める
- やめることを決める
- 目標達成へ向け日々フォローアップする
その前にまずは僕が考える目標の3つの種類について見ていきましょう。
目標の3つの種類
一口に「目標」とは言っても実はその種類は複数あると僕は考えています。
それが次に示す「大目標」「中目標」「小目標」です。
大目標(ビジョン)
「大目標」とは自分の人生レベルで見た時に叶えたい非常に大きくて抽象的なビジョンです。
- 世界中を旅しながら生活がしたい
- 母校でスピーチしたい
- 自分の名前で仕事ができるようになりたい
などですね。
あるいはここまで大きくなくても
- 英語を喋れるようになる
- カフェを開く
- 自分でビジネスを持つ
などでも構いません。
とにかくここは「こうなったらいいな〜」という自分の願望レベルのことを書きます。
中目票(月〜年)
「中目標」とは大目標を叶えるために月〜年単位で達成すべき目標のことです。
大目標のままでは非常に抽象的で大きすぎるので、具体的に何をすればそれが達成できるのかわかりません。
多くの人が目標を立てても達成できない理由は「こうなったらいいな〜」という大目標レベルの目標を立てるだけで終わってしまってそれをさらにブレイクダウンして具体化していないからです。
「英語を喋れるようになる」が大目標なら「8ヶ月後までにTOEICで700点を取る」などまずは月〜年単位で期日を設けて、それにまでに何を達成すべきかを定めていきます。
小目標(日〜週)
「小目標」とは中目標を達成するために日〜週単位で達成すべき目標のことです。
大目標を中目標にブレイクダウンすることで少し具体性が増しましたが、それだけだとまだまだ。
これをさらに日〜週レベルですべきことに分解していってもっと具体化な行動レベルにまで落としていきます。
「8ヶ月後までにTOEICで700点を取る」というのが中目標なら「週2回英語の教室に通う」とかですね。
大・中・小の3つの目標の立て方
それでは実際に大目標・中目標・小目標を立ててみましょう。
目標を立てるときには以下のことを意識していきます。
大目標は思いっきり成約を取っ払う
大目標を立てるときには現状の延長線上で考えるのではなく「未来ではこうなっていたい!」というビジョンから考えていきます。
そのために今の自分の年齢、収入、容姿、職業、ステータス、人間関係、環境などの制約をすべて取っ払い、自分の脳の中にある願望をすべて吐き出すイメージで自由に発想していきましょう。
これを行う際はブレインダンプをするのがオススメです。
⇒ ブレインダンプで潜在意識を表面化させる方法!やり方について解説
誰に見せるわけでもないですので、ちょっと人には言えないことでも全部吐き出してしまいましょう。
中目標と小目標は「SMARTの法則」で具体的に
逆に中目標と小目標は具体的な行動を決めることなので、とにかく期限を設けるなどして数字を使って具体的に決めていきます。
その際はSMARTの法則に則っておこなうことがオススメです。
⇒ SMARTの法則
SMARTの法則とは
- Specific (具体的である)
- Measurable (測定可能である)
- Achievable(達成可能である)
- Result-Oriented (結果志向である)
- Time-related (期限が明確である)
の5つの単語の頭文字を取った言葉でこれを使って目標設定をすると非常に良い目標が仕上がります。
以下ではダイエットを例にしてSMARTの法則で目標を立ててみたので参考にしてみて下さい。
大・中・小の目標すべてがしっかり一つの線でつながっているのか確かめる
大目標・中目標・小目標の3つができたらそれがしっかり一つの線でつながっているのかどうかを確認してみましょう。
例えばもしも「アメリカの大学に留学する」という大目標を立てて、それをブレイクダウンした中目標が「半年後にTOEICで800点」になっていた場合、これは必ずしも正しい目標設定になっていないと言えます。
なぜならアメリカを始めとした欧米の大学へ留学する場合はTOEICよりもTOEFLのスコアのほうを見る傾向にあるので、同じ英語の試験とはいえTOEICでいくら良い点をとっても意味がないことが多いからです。
これはわかりやすい例だったと思いますが、以外にも大・中・小の目標がずれてしまっていることは多いので、小目標を達成することが中目標を達成することに、中目標を達成することが大目標を達成することにつながっているのかはしっかり確認しましょう。
やめることを決める
そして、大・中・小と3つの目標が決まったら今度はやめることを決めていきます。
目標を立てることをやるのになぜやめることまでするのか。
それは、やめることを決めないと時間が溢れてしまって新しく設定したタスクが入りきらないからです。
1日は24時間しかありません。
湯船にお湯が満杯に張っている中に人が入ったらお湯が溢れてしまうのと同じように、大・中・小の目標を決めて1日単位ですることが決まったら、今度はやめることを決めてスペースを空けないと新しく設定したタスクが入り切らなくて溢れてしまいます。
だからこそ、やることを決めたらやめることも一緒に決めること。
これを一緒にやらないと意味がないのでぜひやめることも考えましょう。
目標達成へ向け日々フォローアップする
日々のやることと、やめることが決まったら今度はそれらを達成するために日々フォローアップをしていきます。
やはり目標を設定しただけで何もしないでは意味ないですからね。
紙に書くなどして常に見えるところに置く
人間は非常に忘れやすい生き物です。
エビングハウスの忘却曲線によれば人間は覚えたことを1週間後に77%も忘れてしまうようです。
だからこそ目標を設定したらそれを紙に書くなどして常に見えるところに置いておきましょう。
自分の机にポストイットに貼るでも手帳に挟むでもなんでもいいです。
ちなみに僕は以下のような感じでスマホの壁紙に設定しています(笑)
もうすればもう強制的に目に入るのでなかなかオススメです。
軌道修正する
目標を設定したら順調にいっているのかどうか定期的に見返してみましょう。
この記事の初めの方でも言った通り、目標を立てるのはPDCAサイクルを回して理想の状態と現在の状態のギャップを知るためです。
もしも「週2で英語教室に通う」という小目標を設定しているにもかかわらず、それが何週間にも渡ってできていなかったらそれはなぜなのか、どうしたらできるようになるのか。
やらないことを決めて時間を削りまくってもどうしてもできそうにないというのであれば、いっそ「週1で英語教室に通う」に変更して目標を下げることも一つの手です。
また、小目標のレベルが下がったのであればそれに伴って中目標や大目標のレベルも下げていく必要があるので同じく書きかえておきましょう。
逆にまだまだ余力があって当初設定した目標は簡単すぎたと分かれば、そのレベルをどんどん上げていく必要があります。
人に宣言する
目標は自分の近くにいる人に言うとよいです。
それもなるべく自分が尊敬していて「この人には悪く思われたくないな」という人がいいでしょう。
人間は見栄をはりたがる生き物なので、もしも堂々と目標を宣言したにも関わらずそれが達成できないと、周りになんて思われるのかを気にし始めます。
「絶対に禁煙する!」と職場の人たち全員に高々と宣言したにもかかわらず、1週間でそれを破ってしまったらきっとみんな「この人は辛抱がないんだな…」と思うことでしょう。
自分の内側だけで戦っていてもなかなか難しいことは多いです。
そんなときのためにこうして他の人にも宣言をしておくことでやらざるを得ない状況を作ってしまいましょう。
大目標を思い出せる何かを用意しておく
日々行動をしているとどうしても日〜週レベルの小目標を達成することに目がいくと思いますが、「そもそもなんでこれをやってるんだっけ?」という大目標もぜひ定期的に見直すと良いです。
紙に書いた大目標でもいいですし、そもそも自分がその大目標を立てようと思うきっかけになった映画・ドラマ・音楽・小説とかをまた見るのも効果的です。
出口のないトンネルをずっと走るのは辛いですが、自分がどこに向かって走っているのか、あとどれくらいやればゴールにたどり着けるのかを意識することで目の前のことを頑張れます。
そのためにも大目標は定期的に見直しておきましょう。
まとめ:目標を設定することが目標にならないように
ということで今回は目標の立て方というテーマで僕が実際にやっている目標設定方法をご紹介しました。
目標とは自分との約束です。
目標が達成できれば自分との約束が守れたことになり、自分で自分のことを信用できるようになります。
しかし逆に、目標を達成できないと「自分は自分との約束も守れないやつなのか」とセルフイメージはどんどん下がっていきます。
この記事を参考にしてぜひ自分のセルフイメージを上げて自信をもたらすための目標を立ててみてください。
達成できたときの気持ちよさはクセになりますよ!