AdSense広告の4つの種類|インフィードや記事内広告についても

AdSense広告 種類

ブログに広告を埋め込むことを考えた時、まず思い浮かぶのがGoogleが提供しているAdSense。

AdSenseは訪問者にただクリックをしてもらえれば報酬が発生するクリック報酬型広告の代表的なもので、クリック報酬型=AdSenseとイメージがつくほどでしょう。

しかし、実はそんなAdSense広告にもいくつか種類があることはあまり知られていないのではないでしょうか?

ということで今回はそんなAdSense広告の4つの種類について解説をしてみました。

今までAdSenseでかなりの額を稼いでいるけど実は知らなかったという方も多いと思うので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

AdSense広告の4つの種類|インフィードや記事内広告についても

AdSense広告 種類

ブログで記事を書いている場合、ほとんどの方が「テキスト広告とディスプレイ」のみを使っていると思いますが、実はAdSenseには上のように4つの種類の広告があります。

それぞれについて見ていきましょう。

 

テキスト広告とディスプレイ

AdSense Integration WP QUADS

こちらはおそらくほとんどの方が使っているであろう、いわゆる通常のAdSense広告です。

こちらのAdSense広告はコードを取得する際に、広告のサイズやタイプを決めることができます。

AdSense広告 種類

ほどんどの方は「テキスト広告とディスプレイ」を選択していると思いますが、実はこれは「ディスプレイ広告のみ」「テキスト広告のみ」を設定することも可能です。

ただ、これは「テキスト広告とディスプレイ」を選択して両方出したほうが最も収益が上がる可能性が高いとされており、おそらく「ディスプレイ広告のみ」「テキスト広告のみ」を使用している方はほとんどいないのではないかと思います。

 

関連コンテンツ

関連コンテンツユニット

こちらはGoogleが2017年初め頃から開始した、サイトの関連記事の中に広告を埋め込むことができるネイティブアド風のAdSenseです。

ネイティブアドとは、ユーザーにコンテンツの一部として広告を見てもらうことを目的とした 広告のこと。

こちらの画像を見てみると、全部で8つのコンテンツが表示されていて、うち5つはこのサイトの関連記事、うち3つは「広告」と書かれているようにAdSenseになっています。

関連コンテンツユニットではこのように自分のサイトの中から勝手に関連する記事を引っ張り出してきて、それにさりげなくAdSense広告を混ぜて表示をしてくれるので、クリック率が非常に高くなります。

こちらに関しては詳しくは以下の記事で解説をしているので、よろしければ御覧ください。

⇒ 収益効果抜群!関連コンテンツユニットの設置方法や収益を分析してみた

 

インフィード広告

AdSense広告 種類

インフィード広告は記事一覧のページなどに挿入可能なネイティブアド広告です。

AdSense広告と言えば記事内に挿入をすることが当たり前だったと思いますが、この広告は記事一覧に溶け込む形でフィード内の途中、先頭、または末尾に配置されるため、これまでに収益化できなかった記事一覧ページで収益を出すことが可能になりました。

しかもこれはAdSense広告の中でもカスタマイズがかなり自由。

AdSense広告 種類

サムネイルの大きさや余白などを、自分のサイトのデザインに近づけることができ、よりクリックされやすくすることが可能です。

すでに記事がむちゃくちゃたくさんあるサイトであれば、これを使うのも収益をあげるのに有効かもしれません。

 

記事内ネイティブ広告

こちらは通常の「テキスト広告とディスプレイ」と同じように記事内に表示される広告。

ですが、「テキスト広告とディスプレイ」とちょっと違うのが、ページの段落と段落の間に違和感なく配置できる、Googleによって最適化された広告だということです。

Googleによる最適化とは具体的に何を表すのかというと

  • 広告のレイアウト
  • 使用する広告要素
  • CTA(行動喚起)ボタン
  • 広告の配色やフォント

など。

これらをその広告が貼られているサイトに応じて勝手に最適化して表示してくれます。

記事内に表示をさせたい時は通常のAdSenseコードと同じように、表示させたい位置にコードを埋め込みます。(以下はプラグインの”WP QUADS“を使った例)

AdSense Integration WP QUADS

実際にこのサイトで使って見るとこんな感じで表示されました。

AdSense 種類

テキストの色がこのサイトと近いものになっています。

詳しくは分かりませんが、おそらく記事内ネイティブ広告はこのように周囲にある文字や画像の色を検知したりして、ネイティブアド感のある広告を表示してくれるでしょう。

また、どうやら表示される広告も通常のAdSenseの広告とはちょっと違うようで「広告主様から提供された高品質な広告要素が使用される」とGoogleは謳っています。

一体何を持って高品質なのか不明ですが…

こちらの広告に関してはいろいろとテストをしてみる必要がありそうです。

 

で、結局AdSense広告はどれを使うべきなの?

という感じで4つほどAdSense広告の種類を見てきましたが、この中でより多くの収益をあげるために使うべくものは何かと言われれば間違いなく

  • テキスト広告とディスプレイ
  • 関連コンテンツ

の二つです。

この二つの広告をうまく使うだけでもクリックは2%に近づけることができます。

⇒ AdSenseで1.5%以上のクリック率を保つための広告設置位置

⇒ 収益効果抜群!関連コンテンツユニットの設置方法や収益を分析してみた

他の二つの広告については効果のほどをテストしていますが、あまり広告を貼りすぎるのもサイトを訪問してくれた方の気分を害してしまうので、とりあえずは「テキスト広告とディスプレイ」「関連コンテンツ」の二つを使っていきましょう。

 

まとめ

ということで今回はAdSense広告の4つの種類について見てきました。

最近のGoogleの動向を見てみるとユーザーの検索体験が広告によって邪魔されないようにするために、ネイティブアド風広告にかなり力を入れているみたいです。

そういえばYoutubeでのAdSense広告でも、10秒とか見ないと動画が始まらないような広告はこれから排除されていくなんて話もあるので、Googleは本格的にユーザーの検索体験最適化(SXO)に乗り出してきたということが伺えます。

こうしたGoogleの変化を押さえておくことはWebマーケティングにおいてもかなり重要ですので、ぜひGoogleの公式ブログを見るなどしてコマ目に情報を入れておきたいですね。

2017年07月26日 | Posted in Google AdSense

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